このブログでもたまに紹介している通り、設計での不具合より、現場の不具合の方がたくさんあります。
なのに、今回の法改正は設計のみ厳しく、現場は今まで通りでユルユルです。
したがって、設計上は偽装やミスは少なくなりますが、実際に建つ建物の耐震性が法改正によって、劇的に増える事はありません。
設計と現場を同時に改革しなければ、良い建物はできず、まさに空想の物語で終わってしまうと思っています。
設計の審査や要求はやりすぎ、現場はやらなさすぎ・・・・あまりにバランスを欠いています。
法律を考える方たちには、もうちょっとしっかりしてほしいです。
現場の声を聞かずに法律を考えるのは、改めてほしいと思うこの頃です。
ちなみにですが、今回のニュースはいわゆるスーパーゼネコンと言われる、技術的にはすごい会社の一つですが、それでさえこういう問題
が起こる訳です。
一般の建設会社、工務店は・・・。
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さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。