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お知らせ 2018.09.10

平成30年北海道胆振東部地震の影響と対応について


地震直後のさくら構造本社ビル室内風景の画像
地震直後のさくら構造本社ビル室内風景の画像

 

「平成30年北海道胆振東部地震の影響と対応について

平素は、大変お世話になっております。
さくら構造株式会社 代表 田中です。

9月6日3時8分に北海道胆振地方中東部で最大震度7の地震が発生しました。

この度の地震に際しまして、各方面から、早々にご心配のご連絡とお見舞いや、お心遣いのお言葉を頂き、誠にありがとうございます。

ご承知のとおり今回の地震で当地は甚大な被害をもたらしましたが、全社員一同、怪我もなく無事でした。
本社もなんとか大きな被害から免れました。
最初の揺れの後、北海道全域で停電が発生し本社機能が停止しました。

余震も続いていましたので、社員たちの安全を考え地震直後から全員自宅待機、食料と水を急いで確保したり、安全確認と情報収集して全社で共有を行い、お客様に迷惑かけることを避けるため納期の近い案件の納期調整が可能か確認。

どうしても延長できないものは、東京と大阪でバックアップする体制を設置し、順次停電が回復し自宅で作業ができる社員は自宅にて作業を行いました。

地震当日の9月6日午後から一部電力復旧開始、本社はまだ停電の中、安全が確保できて、会社近隣に住んでいた社員と協力し、日中の昼間明るい時間で会社の片付けを行いました。

9月6日21時に本社電力復旧し、翌日9月7日に社内サーバー復旧。

今現在、北海道はほぼ電力復旧し、コンビニやスタンドなど主な店舗も再開し、本社機能は回復しております。
ただし、北海道全体での電力供給が十分に回復しておらず計画停電の可能性もまだあり、予断を許さない状況です。

このような状況でもあり、ご報告並びにお見舞いのお礼が遅くなりましたこと、どうかご容赦いただきたく存じます。

また、構造設計者としての本分を忘れず、これからも社員一丸となり、やるべきことを行なっていく所存でございます。

今後共、どうぞよろしくお願いいたします。

さくら構造株式会社 代表取締役
田中 真一

田中 真一
SHINICHI TANAKA

代表取締役

執筆者の詳細

さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。