建築業界の古くからある商習慣と建築システムに疑問を感じる事があります。
我々構造技術者は今までの建築業界システムのなかで、自らが「誰のために技術を提供するのか」という基本的な事を忘れ、業界のための都合の良い構造技術者になっていたのではないでしょうか。
あるいは、その事を考え、口に出すことはタブーと思い、あえて自分たちの本来あるべき姿を考えないようにしてきたかもしれません。そして、そんな建築業界の潜在的な歪みが表面化することになります。
「耐震偽装事件」です。
業界は構造技術者に「偽装」を要求していた訳ではないと思います。しかし「偽装」をする事で業界の要望を簡単に実現できた事は事実です。
そして構造技術者が、「誰のために技術を提供するのか」を自分の中にしっかり持っていればこの様な事は起きなかったはずです。
さくら構造株式会社は、「実際に生活する人々のための建築構造技術を提供する」という当たり前の事をあえて企業目標に掲げております。
さくら構造株式会社は業界にとって都合のいい構造設計事務所ではないかもしれませんが、
「実際に生活する人々のための建築構造」を真剣に考え、
構造設計だけでなく、構造を中心とした技術提供業務を行っていきます。