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「仕事の愚痴」座談会

座談会風景メイン
座談会風景メイン
さくら構造座談会「仕事の愚痴」

さくら構造の小林です。

今回は、仕事の愚痴を取り上げてみました。
仕事の愚痴≒会社への不満という言い方になるかもれません。

社員も70名を越えると全員が仕事に対して納得して、同じ方向を向いてという訳にもいきません。
誰かのために、社内のルールを作ると反対勢力が出てくるものですが、
自ら手を上げて「自分はこれが嫌いだ」という社員はいません。

大概、飲み会や喫煙室で陰口を言ってしまう。その理由は、きっと面と向かって上司に物を言うと評価が下がるとか仲間と険悪になるとか考えてしまうんだと思います。
でも本当の信頼関係というのは言いたい事が言える関係であるべきです。

今日は、そんな言いにくい事もフルオープンで話し合ってみました。

司会進行:小林
パネリスト:古賀、内田、澤口、関根、水谷、西川、杉村、田中代表

仕事への愚痴

小林:さて、今日のテーマは、仕事の愚痴です。
メンバーは30歳前後で、ある程度、自分の裁量で仕事を出来る(自分の仕事スタイルが出来つつ
ある)人達に集まってもらいました。

田中:あのさ、小林君。今日のテーマなんだけど、変えた方がよくないかな?

小林:なんでですか?
会社のリアルを討論するのが、この座談会ですよね?

座談会風景

田中:いや、そうなんだけどさ。
なんていうか。
これネットに公開するんでしょ?
どうかなって・・・。

小林:そのリアルな情報を包み隠さずに公開するのが、社長のポリシーだと思っていましたが違います
か?

座談会風景

田中:・・・。

小林:あっ!
もしかして、ビビってます?
とんでもないコメント出てきて会社のマイナスイメージとか考えちゃってます?

田中:ビビってねーよ。ぜんぜん余裕だし。
そうじゃなくて。今回のテーマって、会社の不満を俺の前で言うって事でしょ?
みんな俺がいると意見も言いづらいだろうし。

小林:あ、そういう事ですか。
じゃあ、今回は社長に席外していただいて大丈夫です。

田中:いやいや、参加します。

小林:なんか今日、社長らしくないですね。

田中:○☓※△・・・。

小林:すいません。ちょっと声小さくて何言ってるか聞こえませんでした。

田中:いいよ。このテーマで。やって。

小林:ありがとうございます。

田中:でも、司会のあんたが、ちゃんと意見引き出さないといけない難しいテーマだよ?ちゃんと出来るの?

小林:大丈夫です!
もう座談会も3回目なので、社長のやり口は覚えました。

では!!

社内ルールについての愚痴

小林:改めて、仕事の愚痴です。
新人の頃は目の前の仕事をとにかくやる。という事に集中しているので不満がどうとか、愚痴がどうとか言ってる暇も無く、ある程度仕事が出来るようになると、だんだん周りが見えてきます。
周りが見えるという事は少なからず、仕事や会社に不満が出てくるはずです。

一同:「・・・。」

小林:今日テーマも聞かされず、いきなり飛行機に乗せられて集められて急に会社の愚痴言えってのも酷な感じしますが、とりあえず順番にお願いします。
まず西川君から。

座談会風景

小林:どうせ、陰で文句言ってるんでしょ?
普段言ってる事をここで発表するだけだよ。

田中:西川君とくにないなら、ないでいいですよ。

座談会風景

西川:座談会って、いっつもこんな感じなんですか?なんか、やりづらいなぁ・・・。

小林:あぁ、ごめんごめん。
とりあえず愚痴お願い。
小さいことでもいいから。

西川:まじかぁ・・そうですね。
昨日なんですけど。

小林:昨日!?

西川:そう。昨日また社内のルール増えたなって。
また、誰かが何か、やっちゃんたんだろうなって思って、ちょっと嫌な気持ちになりました。

昨日増えたルール

37.依頼された作業は、どんなに小さな作業であっても、必ず明確な期限を事前に宣言してから作業を開始します。
つまり、作業を待って頂く時は「だいたい◯日くらい」とか「少し時間をください」など曖昧な表現は一切使わず
「◯月◯日18時までに回答します」などの明確な表現で必ず宣言します。
仮にさくら構造単独で期限をコントロールできない業務等で、事前に期限を決めることが難しい場合であっても
努力目標とすべき明確な期限を発注者と共有し、努力目標が実現できるように取り組みます。
また発注者が特に急いでいる場面では、作業の途中経過をこまめに報告することを約束いたします。

38.さくら構造から発注者様に検討やチェックの依頼をする場合には、依頼する3営業日以上前に
「◯月◯日にチェックのお願いをしますので◯日後の◯月◯日までのチェックバックをお願いできますか?」
と事前の約束と確認を必ず行います。
もし事前予約をせずに「明日までに回答してほしい」などと弊社担当から急な依頼をされた場合は、急いだ対応などは一切不要です。
発注者様都合でのんびりご対応ください。
ただし弊社から事前予約や確認をしている場合、もしくは発注者様からの超緊急時依頼時の場合には、
発注者様においても工程に間に合うよう全面的にご協力お願いいたします。

座談会風景

小林:今いくつルールあるんだっけ?

西川:38個です。

田中:そんなに?最悪だね。

小林:いやいや、社長が作ってるんじゃないですか。

田中:ルールほんとに嫌い。
俺はいつもルール破って来たタイプだから。

小林:僕もそうです。
でも、ルールを守らないって自分で決めるって事は、ルール自体が何か大切なものを守るためにあるんだっていう真意を理解して、道を外れない行動を「自分自身で責任を持って」するって事じゃないですか?
だから、たくさんあるルールも、ルール自体は嫌だなと思う反面、真意を理解出来ない若手への道標っていうか愛?じゃないですか?
だから、さっき増えたルールなんかも、簡単に言うと、
「相手を待たせるな!」「相手がヤキモキする気持ち考えろ!」
これだけ。
こんなの、お客さんと仕事するうえで当然だって、ベテランは思うんだけど新人は本当の意味で理解してないか、もしくは、そこまで気が周らない。
新人って言っても社会人なんだし、自分のせいで仕事来なくなっても責任取れない。
もしその相手が年間数本の仕事くれるリピターだったら、1000万円の仕事が会社からなくなるって事だからね。そんなの個人で保証出来るわけない。
だったら言われた通りやろうよって。
だから、細かいルールも必要になるんだよ。
分かるよね?西川君!

西川:そ、そうですね・・・。

田中:今日の小林君、キレてるねぇ~

小林:じゃあ次、杉村君

杉村:特に大きな不満は無いんですが、しいて言えば営業窓口やってるんですが、営業窓口は構造的な勉強だけじゃなく、ビジネス的な勉強や人間的な勉強になってるんで、すごく良いなあと思うんです。

小林:それ愚痴じゃなくない?

杉村:いえ。勉強になってるんですが、しいて言えば業務的に重たい部分があるなあと思います。
営業窓口やらずに設計業務にだけ集中したほうが、売上になる。 別に、そうしたい訳じゃないんですが・・・。

座談会風景

小林:なるほど。わかった。
では、営業窓口を何故社長が推奨してるか知ってますか?

杉村:・・・。

小林:それが構造設計の醍醐味のひとつだから。
構造設計って割とルーチンワークな作業があるから慣れてくると飽きると感じることがある。だけど、人とのコミュニケーションだけは常に同じことはなく新鮮な気持ちで出来るから、飽きないし面白い。
また、やり取りを重ねることで信頼関係を構築するのも仕事では重要な事であると同時に、本人の成長に繋がる事だから、みんなにやって欲しいっていう思い。
営業窓口が辛いって言って、営業窓口を外してもらった人もいるけど・・。
ね?水谷君。

座談会風景

水谷:そ、そうですね。
自分は、営業窓口で色々勉強になるのは分かったんですが、それ以前にまず、構造的な技術をきちんと覚えたくて。
設計に集中させて欲しいという事で、そういう選択をしました。

小林:人それぞれだね。

小林:あと営業窓口の利点は、まだあって、長い目で見て、仕事が薄くなった時に、まず自分に声が掛かるって事。
自分で捌けない分の仕事を社内に振っているけど、不景気とかで仕事自体が薄くなれば営業窓口だけは仕事あるけど、営業窓口をもっていない社員は仕事が無くなる。
それが強みだけど、今は会社的にも仕事がたくさんあって、仕事が薄い状況なんて想像も出来ないだろうけど。どこかで不景気が来たら、やってて良かったという時がくると思うよ。
仕事の醍醐味のひとつだと思うから、お金関係なくやったら良いと思うな。

杉村:なるほど。

田中:いいねぇ~。

転職理由と転職してきたからこそ感じる
仲間に対しての不満

小林:じゃあ水谷君。

水谷:自分じゃないんですけど、後輩に腹が立つ事があります。

座談会風景

水谷:後輩が最近、技術的に偏ったタイプの仕事をずっとやっていて、売上的には上がっているんですが、「自分はずっとこの仕事やっていていいのか?」っていう悩みを抱えていたんです。
もう20代後半なんだから自分で決めれないのか?
って思ってイラっとしました。
僕の前職は仕事が全然無くて、ネットサーフィンばかりしている時期もあって、給与も低いし、技術も向上しない状況。社内に仕事が無いから選ぶ事も出来ない。そういう不安感があってさくら構造に転職してきました。

小林:仕事への渇望がすごいね!

水谷:さくら構造は仕事の幅も数も豊富で、自分でやりたいと言えば尊重してもらえる。
僕にとってはすごく良い環境なのに、なんでこの後輩は愚痴言って、自分で決めることもしないん
だろうって思いました。

小林:なるほど、その後輩には何かアドバイスしたの?

水谷:・・・。

小林:他の職場も経験してきた先輩として、新人が勉強するには良い環境なんだって 伝えてあげる事も必
要だね。
同じく転職してきた澤口君は、どういう思いで、さくら構造に来たんだろう?

座談会風景

澤口:僕の場合も実は水谷君に近い理由です。

小林:え?そうなの?前職は仕事いっぱいあったでしょ?

澤口:確かに会社自体に仕事は、たくさんあったんですが、会社として人を育てていく事を上手にやれていないと感じました。
入社1年目は、とにかく仕事覚えなきゃって事で不満を感じる暇もなかったんですが2年目になって、自分がもっと成長するために、CAD担当から早く設計担当になりたいと考えて上司に訴えた事があります。
上司には早く後任を育ててくれれば、設計やらせてあげるよ。と言われて後輩に仕事教えていたんですが、構造設計の仕事自体が結構ハードワークで後輩がすぐ辞めていく。
だからいつまでたっても設計をやらせてもらえないし、成長も出来ない。
上司は自分で設計がやりたいタイプなので、人を育成するという環境が無いに等しい。
なので、水谷君と同じく、仕事を選べないし成長も出来ないという不安から転職を選んで、さくら構造に来ました。

小林:なるほど、成長欲があるのに、次のステップとなるような仕事が選べなかったりそもそも仕事が無いような状況では、将来不安を強く感じるものだよね。
関根君は前職、現場監督だったけどどうして、さくら構造に来たんだっけ?

座談会風景

関根:僕の場合は全然職種が違うんですが、自分がやりたい仕事を出来なかったという点は似ています。
前職はあまり大きくないゼネコンで、自分は新築の建物をやりたかったんですが、仕事がだんだん薄くなってきて改修工事ばっかりになってきて。
改修工事は建物の利用者が休みの間にやらなくてはいけないので、土日の突貫作業ばっかりで、結局休みも取れなくなって仕事がつまらなくなっていきました。
この先もう現場やっていく自信を無くして転職を選びました。

小林:それでよく、構造設計選択できたね?元々は現場で設計には全く携わらないところから構造設計に進もうと思うのは相当変わってるよね。

関根:転職するにしても建築からは離れられないというのはあって、父親が元々構造設計やってたこともあって、構造設計で検索して一番最初にヒットしたのが、さくら構造でした。元々ポジティブなのであまり深くは考えませんでした。

小林:なるほど。転職してくるっていうのは、そもそも会社への愚痴というか不満が我慢の限界を超えた先の行動なので、若手にとっては大変興味深い話が聞けたと思います。ありがとうございます。
で話を水谷君の後輩に戻しますが、水谷君のような辛い経験をしてきた可哀想な先輩から見ると恵まれた環境で何うじうじしてるんだよ?っていう不満だよね。
でも、さくら構造の社員は、全員が全員声上げて不満ややりたい事を言える人達ではない。むしろ、何も言えずに我慢している人の方が多いと思うんだけどどうだろ?

座談会風景
座談会風景

澤口:後輩の彼に関しては、仕事の時とプライベートの性格が180度違うというイメージがあります。
そういう2面性があるという事は仕事では何か線引きをしていて、あまり踏み込んで欲しくないんだと思ってしまって、積極的に何かアドバイスをするという行動はとりませんでした。
水谷君が悩んでいれば、とりあえず飲みに行って頑張ろうぜ。俺たちもいるからさ。
みたいな流れが出来ているんですが、その彼については、そういうふうに壁を破って入られるのが嫌だったりするんじゃないか?という認識でいました。

関根:まあ、少し仕事も上手くいってなくて、でも仕事は入ってくるからオーバーフロー気味で、それで自信無くしてて余計に壁があるように感じさせていたという事もあると思います。
こないだ忘年会で飲みに行ったときは、仕事の事も少し整理がついて気持ちにも余裕が出来たのか、先輩を酔っぱらっていじるくらいの勢いがありました。

小林:壁があるというか、仕事は仕事って割り切っていて積極的に介入して欲しくないっていうタイプは結構いるし、性格的な部分もあるんだけど、それで損する事もあると思うよ。
例えば、雑談する中で仕事の事教えてもらったり、小さな悩み解決してもらったり、先輩の考え方に触れる機会が増える事で自分自身が殻を破って成長するチャンスが増えたり。

座談会風景

田中:俺は過去に、先輩が自分の壁を壊してくれたことで、周りに馴染めたり自分が変われた経験があるから、班長にも、そういう風にして欲しいと思うけど、人の中に壁を壊して入っていくのは、なかなか出来ることじゃない。ウザがられるし。
でも壁を壊してあげるっていうのも先輩の役割じゃないのかな?
当然、人を見てやり方を考える必要はあるけども。

澤口:そうですね。もう少し介入した方が良かったかもしれません。

水谷:仕事量が単純に多いっていうのも迷いを生む原因のひとつかと思います。

小林:仕事量決めてるのは結局班長なんだから、社長はいっつも、社員の顔色見ながら仕事の割り振り決めろって言ってるけど。そこまで気が回ってないのかな?
あ!だめだ。また勢いでしゃべると長くなるので、いったん次いきます。澤口君自身は仕事に対する愚痴はないの?

座談会風景

澤口:2階の空気が悪い・・・。

小林:どういうこと?

澤口:東京事務所は今、2フロアで、2階と3階に分かれているんですけど、僕がいる2階の空気が悪いんです。

小林:換気弱い的な?

澤口:いや、雰囲気が重いというか。最初は本当に空気が悪いと思って換気とかめっちゃしてたんですけど、やっぱり雰囲気ですね。

小林:2階には誰がいるの?

澤口:僕と木下室長と新卒3人です。

小林:新卒いたら結構ガヤガヤして空気感も新鮮じゃないの?

澤口:いや、全然そうはならないです・・・。

小林:3階はどう?

澤口:3階は、全然良いです。和気あいあいです。

小林:2階は?

澤口:殺伐としてます・・・。

小林:結局、澤口君がなんとかするしかないんじゃない?
仕事だからこそ真剣になるんだし、心構えとか足りない新人見てイライラしてしまうのも分かるんだけど、真剣にやるなかで仕事を楽しむとか楽しませるのっていうのは出来るはずだよ。
甘えた新人に、こんなんじゃダメだって怒る場面も当然必要だけど、そればっかりで、いつも眉間にシワ寄せて働いてる先輩って僕は格好良いとは思わないし、憧れない。

仕事を楽しむっていうのは、やりきった時とか難題を解決した時だと思うんだけど、そういうのを共有したり、新人が悩んでるとこに行って、よし俺が解決してやる!とかワイワイガヤガヤやる。
周りを巻き込んでみんなで考えて、みんなで解決してみんなで喜んだり、出来た事を褒めるっていう行動を意識的にしていかないと、新人に仕事を楽しませる事って出来ないでしょ?

そういうの出来る人は、さくら構造にもいるしムードメーカーになって周りの人も含めて社内の雰囲気作ってるんだと思うんだけど、やってる仕事は澤口君と同じ、その途中経過にある感情が自分の外に出てるだけ。
あーこれ大変だなあ。どうしよっかなあ。って声を出すことで周りも気になるし、話を始めると自然とガヤガヤし始める。

飲みに行って悩み聞いてあげるのも大事だけど、それだけじゃなくて日々の仕事の中で、真剣にふざける?みたいな。ちょっと言い方悪いけどやってる事は仕事で、それに真剣に向き合うんだけど周りも巻き込んで成功も失敗も共有するみたいな。

言ってる事わかるかな?

座談会風景

田中:「よっしゃー!本気だすかー。」こういう奴でしょ?

小林:社長は昔からその感じですよね。でも、澤口は、こんな社長みたいな勢いだけのやり方じゃなくて
もっとスマートに澤口流で出来ると思うよ。

上司への文句

小林:次、関根君は?

関根:最近あったのは、札幌で設計してた物件で建設地は東京だったのですが、場所打杭の試験杭の立ち会い行ってくれませんか?って言われて、まあ、たいして時間かからないと思って引き受けたんです。
でも、実際現場行ったら、施主の方もいて、施主の方が建築関係の方で指示も的確に出していて、自分いる意味あるのかな?と思いつつ、でも帰りにくいし結局1日中現場にいました。

小林:それは、しょうがなくない?班長忙しいから代わりに行ってあげたんだよね?

関根:それは、そうなんですが、この前また同じ班長から別な物件の現場の配筋検査行ってくれって言われて、班長も忙しいんだろうなと思って、いいですよって引き受けたんです。
で、配筋検査の週の頭の月曜に全員の工程会議やってたら、配筋検査の日がセミナーの日で、その班長はセミナーに参加するって分かったんですよ。
セミナー行けるんなら配筋検査行けるんじゃない?って思ったんですよ。
まあでも引き受けたんで、現場行ったら16時過ぎくらいに終わったけどもう、今日はいいかと思って「退勤しました。」って連絡してそのまま飲みに行ったっていう話です。

小林:それ愚痴?ただ配筋検査にまぎれて飲みに行きましたって話でしょ。

座談会風景

関根:いや、他人の設計の現場行ってくれって、頼まれるの多くて・・・。

小林:きっと関根君が現場経験豊富だから頼られてるんだよ。

関根:そうなのかもしれないですけど、都合よく自分で出来る事も押し付けられてるみたいな気がして。っていう小さい愚痴です。

水谷:関根さんは仕事の要領良いから、仕事も早く終わるんで頼られやすい面があるんだと思います。

小林:要領良いから頼られるっていうのは前向きに捉えていい部分だと思うけど、今の話聞いててちょっと問題あるなと思った。
仕事をお願いするマネジメント側の上司は、部下に仕事まわしてヘルプの指示や仕事の入れ替えする事で、各社員のチカラで協力して仕事するのはチーム力も高まるしどんどんやっていいんだけど、問題になるのは仕事を頼む側と頼まれる側の信頼関係。
それが無いと、その人の仕事手伝いたくなくなるでしょ?

関根:そうそう。(小声で頷く)

小林:だから、仕事お願いする側は気を付けなくてはいけない。 
俺の仕事手伝ったら面白いだろ?俺の仕事手伝ったら良い事あるだろ?
って思わせないといけない。それでもしわ寄せが行ってしまう事も中にはあるけど、それをちゃんと覚えておいて、「あの時は助かったよ」とか「あの現場は関根君が行ってくれて良かった」とか言えるだけで全然違う。
あとは、関根君に何故それを頼んだか?現場の事は他のメンバーじゃ頼りないから関根君にお願いしたい。っていう事もちゃんと伝える。
お礼言っとけば良いっていうものでもなくて、仕事を頼む側は何かのタイミングで報いてあげる。関根君が困ってたら助けてあげる。
そういうのの積み重ねで信頼関係ができていくし、そういう関係であれば何かお願いされてもストレスになることは無いと思うよ。

田中:まあ、○村班長はまだ、その気遣いが出来てないのかな。 そういうのは誰かが教えてあげればいいんだよ。

小林:分かりました、フルオープンでこの記事を公開します。

関根:!!! それ、僕が言ったみたいになるじゃないですか?

小林:いいんだよ。この手の悩みって会社全体によくあるし、関根君に限ったことじゃないんだから、みんな気づいた方がいい。
社長だっていつも言ってるんだよ。設計の現場は工程も人の気持ちも常に動いているんだから最初に俺(社長)が組んだ工程通りやるんじゃないよ!って。

田中:そうなんだけどさ。俺の言ってる事が難しいだと思うんだ。
社員の顔色見て、仕事入れ替えて、ヘルプして、助けてくれた人の事を忘れずにフォローして、そうやってチーム作って行くんだけど、それが出来ていないって事。

座談会風景

小林:そろそろエンジンかかってきてますが、今日は参加者も多いので次いきます。
古賀君、お願いします。

古賀:分かりました。でも上手く引き出してくれないと変な話になっちゃいますよ?

小林:大丈夫!チカラあるから。

古賀:なんか嫌だなあと思ったのは、最近は○下さん。

小林:おっ!待ってた。超聞きたい。

古賀:いや、○下さんは拠点違うので距離もあるしお互いどういう状況か知らないんで仕方ないんですけど、「はい、お願い。」みたいな投げっぱなし感がすごい。

田中:あのVEの案件じゃなくて?

古賀:いや、そのひとつ前の案件なんですけど、まあそれが、設計担当がやる話なのか契約時点の営業窓口がやる話なのかは知りませんが。

小林:いいね!「古賀は、設計担当がやる話なのか契約時点の営業窓口がやる話なのかは知りませんが。」からの?

座談会風景

古賀:知りませんが、僕は営業窓口の仕事じゃないかと思ってる次第なんですよ。

小林:話が分かんないから、もうちょっと具体的にお願い。

古賀:えーと。
発注者の方で手配していただけると言っていた資料が、都合で用意出来なくなって、古賀さん古賀さんって泣きついて来て、発注担当の方と一緒に考えて、これでいきましょうって、やった結果審査の方に違いますよって言われてやり直しするハメになりました。

田中:それ、発注段階で分かんなくない?って言うか○下班長全然悪くないじゃん!

古賀:あ、これ間違ったな。○下さん。すいません!
ただ、ハズレの仕事だったから誰かのせいにしたかっただけかもしれません。
今の無しでお願いします。

小林:でも、次の物件でもなんかあったんじゃない?

古賀:あ、文句ある!だから発注段階でもっとちゃんとなってればなあ。

田中:それもしょうがない話なんじゃないの?

古賀:いや、そうなんですよね。
特に、札幌の物件じゃなかったから、東京事務所の人に指示出しながらだったので、余計な時間かかってしまったなあという愚痴です。

小林:結局、○下さん悪くないですね!
まあいいや、最後は内田君。

仕事がつまらない

小林:内田君は夜な夜な喫煙所で愚痴ってるって聞いてるよ?

座談会風景

内田:何を知ってるんすか?怖いっす。

小林:いいから言って。

内田:いや結果っすよ。 結果、愚痴が言えてるだけまだましだなって。

小林:意味分かんないどういうこと?

内田:いや愚痴も言えなくなったら終わりだなって。

小林:まあいいや、で、どんな愚痴?

内田:仕事がつまらないっす。

小林:いいね!それを言って欲しくて今日、呼んだようなもんだからな。

内田:でしょうね!なんかおかしいと思ったっす。
みんな30代くらいの、そこそこ仕事出来る人達なのに、なんで自分呼ばれたのかって。

小林:そりゃそうだよ。前回の座談会では休みの日も暇だから会社に来て仕事してるって言ってた内田君が「仕事つまんない」って夜な夜な愚痴言ってるわけね。
でも仕事つまらないって結構ありそうな愚痴だけど他の人はどうなんだろ?

座談会風景

小林:内田君は他の人はなんで働いてるんだと思う?

内田:それこないだ喫煙室でも同じこと聞かれたっす。

小林:それでなんて答えたの?

内田:いや、答えに困ってたら、周りの人に聞いてみろって言われたっす。
それでこないだ、ボーナスもらったんで、いろんな人に聞いたっす。
隣の飯島さんに聞いたんすけど。

小林:え?あの飯島さんに聞いたの?なんて?

内田:ボーナスいっぱいもらったらしいですけど何に使うんすか?って。

小林:それは聞き方悪いよ。
それじゃあ、なんで働いてるかって答えてくれないでしょ?

内田:でも、ボーナス何に使うかのあとに、なんで働くかも聞いたっす。そしたらお金の為じゃないって。
匠みたいなことなんだなって思ったっす。

小林:内田君には、そういう考え無いんでしょ?仕事で得られるのはお金だけだと思い込んでる。
しかも内田君自身がそこまでお金欲しいってわけじゃないのに会社から仕事ガンガン詰め込まれるから、やる気も出ない。
さくら構造にいる、職人みたいな人たちは、仕事に対するリターンはお金以外にもあると思っていて、なぜ働くかって事に対する答えが「お金」じゃないんだよ。

水谷:ちょっといいですか?
さっき話しましたが、僕は前職で仕事が無くて、さくら入って仕事もあるし、教えてくれる先輩もいっぱいいる。
学べる環境があるのがすごく幸せだと思うんですけど、最初からさくら構造に入社した内田君とは温度差をすごく感じました。
言ってることが甘ちゃんだなって。

小林:社長的に言うと「坊や」だね。

田中:いいねぇ~ ガンダム好きだよ。

関根:僕や水谷の前職はボーナスすら出なかったですからね。

田中:内田君は、ただ仕事して、お金もらって、飯食って、寝るだけなのか?
水谷、関根みたいに今後、飯食っていけなくなるって不安と戦ってきた可哀想な先輩達とは全然違うね。

田中:さっきも転職してきた先輩達が言っていたけど、向上心があるのに自分がこれ以上成長出来ないなっていう状況に身を置かれたときに仕事やめたいと思う。
さくら構造に転職してきた人は何故か、そういう恵まれないというか仕事もっとしたいって言う人たちが多いんだけど、最初からさくら構造にいる内田君にも他の新卒にも仕事多いって愚痴言われるんだよ。
不思議だよね。同じ仕事してるのに、片方は仕事あって、ありがとうございます。もう片方は、もう仕事したくないですって。。

小林:西川くんも仕事つまんないんでしょ?

西川:いや、そんな事ないです。って言うか内田君すごいね!
僕は入社当初は忙しくて、仕事覚えるのに精一杯でそんな事考える暇も無かったけどな(笑)。

座談会風景
座談会風景

小林:西川くんもちょいいちょい笑いながら毒吐くよね。
内田君、西川くんに嫌味言われてるよ。

内田:小林さん!もうこの話題やめましょう。

小林:いや!やめない!!
このテーマは大きなテーマだから。

小林:で、西川くんは今どんなモチベーションで働いてるの?

西川:確かに、ちょっとフワフワしてますね。
でも、結構入社して長くなってきて・・・。

小林:何年いるんだっけ?

西川:8年です。
で、今何できるかな?っていうのは日々考えているんですけど、日々変わっていくんですよね。

小林:考え方は成長とともに変わるもんだけど、フワフワしてないで、そろそろ何か、これから行く道を1本決めないと。そこで突き抜けていけば、さらに活躍できる。西川君はその技術力あるんだからさ。

西川:そうですね。

座談会風景

小林:もったいないよ。8年もやってきて。これから先の仕事観は言ってみれば人生そのものだからね。
だってこれから、一生付き合っていくものでしょ?

仕事とどう付き合っていくか。

小林:なかなか20代の頃に自分はこうだ!って決められなかったりする。
そういう人はたいがい、会社の愚痴、上司の愚痴、社会が悪いって言い出す。

世の中そういう人たちがたくさんいる。可哀想。
なんか自分の中に、ブレない価値観がある人はハッピーだと思うな。
うちの会社では、飯島さんとか橋本さんとかいるけどさ、彼らは金銭的なリターンだけを求めて会社に属していない。
もちろんお金は大切だけど、彼らは給与が多少、増えても減っても仕事のスタイルは変わらないと思うよ。

小林:そのブレない価値観があるから、どんな状況にあっても同じスタンスで仕事をやっていける。
みんなは飯島さんや橋本さんの事を上辺だけしか見てないんでしょ?
トッププレイヤーだからボーナスいっぱいもらってるだろうけど、あの年齢であんなに遅くまで働きたくない。こんな先輩になりたくない、みたいな若手の意見は、本当に視野が狭い。

内田君や西川くんもそうだけど自分の中に、自分はこうなりたいとか、何のために仕事するんだっていう価値観が無いから、目先のリターンでしか仕事をする意味を考えられないし、周りの意見に流されたり、となり芝生が青く見えたりする。

年収 労働時間 職場環境 やりがい 人によって優先順位があると思うけど、会社がなんでも与えてくれると思い込んでる人がいっぱいいる。現実はそうじゃない。
ブレない価値観は自分の中から湧き出てくるもので、誰かに与えられるものじゃない。他人にどう思われるかなんて関係ない。
与えられた仕事をただやるだけなら、それは作業で、会社に提供出来るのは、ただの労働力。人生の時間(命)の切り売りだけ。
そういう環境をなんとも思わないのは豚と一緒で何も考えていない証拠。そんなんじゃ、ブレない価値観は絶対に得られない。

田中:何もそこまで言わなくても・・・。

小林:これは、社長が昔、僕と飲んだ時に言ってたことじゃないですか!?

座談会風景

田中:いや、そうだけど。
内田くんまた精気なくなってるよ。

内田:・・・。

小林:大丈夫です。
内田くんは元々こういう顔なんで。

小林:続けます。

子供から大人になるという事は、「与えられる側から、与える側になる」ということ。
与える側に成長したときに、会社は、よりいっそうあなたにやめて欲しくないと思う。
会社からの信頼も厚くなり、仕事の幅や裁量が変わって、年収や時給が変わる。
やりがいも得られる。そうなれる人って割とブレない価値観を持ってる人だったりする。
その域まで達すると周りの雑音が気にならなくなって不満や不安が減っていく。

さくら構造のES(エンジニアリングシップ)指数の中でミドルとプロフェッショナルに大きな壁がある。
ESには技術力がどんなに高くても、それだけではプロフェッショナルにはなれないって書いてあるんだけど。
それって今、言った与えられる側の人間かどうかっていう線引きなんだよね。

あと、社長が営業窓口やったら良いよ。面白いよ。って言うのも同じ理由かな。
与える側になる事を経験できるし、成長も出来る。

もちろん、今言ってるような事が全ての会社で出来る訳ではない。

今日、聞いた先輩達の転職理由を聞いてれば分かると思うけど、会社側も選ばれている。
人を大切にしない会社からは人がいなくなる。

愚痴って「社員」と「会社」の「見えてる現実と未来に差がある」
ときに生まれやすい。

例えば、さっきの営業窓口の話で言うと

社員→業務として重い。営業窓口やらないで仕事に集中した方が給与増える。

会社→社員が営業窓口をやる事で、自分のファンがいる事を自覚し成長出来る。
不景気が来ても、まず自分に声がかかるため、仕事を確保することが出来る。

社員は、営業窓口をやる事の未来のプラスが見えていない。
将来、歳取って体動かなくなってきても、営業窓口としての功績や売上は残る。
営業窓口を頑張って会社(他の社員)に仕事を与え、後輩の社員がたくさん成長すれば、自分一人で仕事してるだけの時と比べて何倍も会社の売上は増えるでしょ?そういう功績も評価している会社だって事が分かってない。

その「見えてる現実と未来の差」を埋めてあげる人(先輩)がいると、愚痴は少なくなると思う。
若い人は教えてあげないと気づかないものだし。

もう一つ愚痴が減る要素としては「ブレない価値観」つまり自分なりの仕事観をもつこと。

ブレない価値観があれば意にそぐわない外部環境の変化があっても、愚痴を言うマインドにはならなくて自分にとってどうでも良いことはスルーだし、絶対に譲れない事なら上司に直接交渉するか転職する。

ブレない価値観をもって仕事に集中すると周りの雑音が気にならなくなり、どんな状況にあっても同じスタンスで仕事と向き合えると思います。
それでは社長、最後に一言お願いします。

田中:あんた、あんだけ喋ったら、俺言うことないじゃん。
これで締めて良いんじゃない?

小林:そうですか?では社長に合格をいただいたと考えて今日はこれで終わりにします。
ありがとうございました。

座談会日 2018.12.18 さくら構造札幌本社ビル会議室にて