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社長メッセージ

田中 真一−SHINICHI TANAKA−

さくら構造株式会社 代表取締役

将来不安を感じる時代に、夢をもって働くためには

これから、何十年も働いていく上で、 将来こうしておけば安泰だよねと自信をもって決断するのが 難しい時代になりましたが、そんな中で、私が特に大切にしているのが 「希少性」です。

もともと小さい頃から、私は人と同じことをするのが嫌いな 性格で、いつも周りから変わり者として見られていたような気がします。

おかげで友達もできず、今いる構造設計の業界でも異端児、変態扱いされて知り合いもほとんどいません。誰か友達になってください。

でも、その性格が、今となっては希少性となり社会から必要とされる仕事ができているのだと思っています。

こんな成功体験もあって これから就職や転職などを考えている若者に 「どんな職種、会社で働くのが良いか?」 と聞かれたら、私は、希少性あるキャリアを築ける職種や 企業に務めるといいよとアドバイスするようにしています。

では、建築業界の中で希少な人材とはどういう人たちでしょう。 例えば、一級建築士と言う国家資格がありますが、この資格を 持っている人は日本に37万人程います。これを日本全国民で 割り返すと300人に1人の希少性となります。

一方、私がもっている国家資格 構造設計一級建築士はというと日本には現在1万人程いますので、日本全国民で割り返すと10,000人に1人の希少性となります。

つまり、私たち建築業界の国家資格で言えば、一級建築士よりも構造設計一級建築士のほうが、圧倒的に希少人材であることがわかると思います。

そして、最近こんなデータが発表されました。

2021年仕事満足度ランキング
「構造設計」がランキングで全職種中1位を獲得
■転職・求人doda(デューダ)
https://doda.jp/guide/manzokudo/2021/

このランキングは、日本の全職種の中で最も仕事満足度が高い 職種として、私たちの仕事「構造設計」が紹介されており、 全112職種の中で唯一の70点台を獲得、そして以下のようなコメントがありました。

「特に地震や台風などの災害が多くなっている昨今、安全性を考えて 設計をする構造設計には専門スキルが要求されます。かつ経験者も少 ないことから希少価値の高いキャリアを築ける・・・」

この様に実際に働いている人のコメントの中に、希少性や満足度が高い ことを感じさせるコメントが多くあり、就いてよかった職種であると 実感している方が多いことが分かります。

ただ、学校で受ける建築構造の授業は難しく、構造設計者になりたがら ない人が多い印象がありますが、実際には皆さんが思っているほど難しく はありません。あえていうと中学校の算数ができればなんとかなります。

私たちの会社にも多くの構造設計者がいますが、学生時代に最初から 構造設計者を目指していなかった、ちょっとポンコツぎみ社員が沢山 います。

ある人は、
入社した当初、病気で頭がハゲて、6年付き合った彼女にも振られ ボロボロでしたが、今は構造設計一級建築士となり、室長となり 嫁を貰い、子供を授かり、高額所得者となり、不動産投資を行い マイホームを一条工務店で新築し、髪の毛は私より生えました。

ある人は、
一級建築士の試験を7回落ちて、8回目で合格しました。

ある人は、
帯広から札幌に出てきたが、入社した会社はことごとく倒産し、転職 を繰り返し、いつも会社と社会の愚痴を言って勉強もせずゲーセンで 遊んでました。その後、さくら構造グループの貸しオフィス業の社長 となり、その会社札幌シェアNo.1の企業に育て、家族5人とマイホーム を建てて、私より不動産を所有してます。

ある人は、
年収200万からスタートし…。今は年収1000万を超えました。

ある人は、
仕事や職場環境についていけず、朝会社に行くのが嫌すぎて ホームレスと一緒に上野駅に座り込んで時間をつぶしていました。 ついに会社に退職の意思表示をしたところ 「すぐ辞めていいので、少しだけ札幌で働け」と言われしぶしぶ 働いたところ、構造設計一級建築士となり、札幌で結婚し、結局 札幌で8年も働き、今は父親の会社をついで2代目として活躍して います。

これら「ある人たち」の話は、全て実話なのですが、これらの物語に出てくる彼らには、共通点があります。

1. 希少性の高い構造設計の職種を選択し技術を身につけた。
2. 小さな夢をもち、粘り強くあきらめなかった
3. さくら構造に入社した。

上にあげた人たちは、みんな、さくら構造の仲間であり、
これからさくら構造に入社する方にとっては先輩になります。

夢を叶えた先輩たちは、決して特別に優秀だったわけではなく
がんばっている仲間を見て、私もがんばろうと奮い立ち、
仲間に助けられながら夢を実現してきました。

みなさんは、どんな夢をもっているでしょう?

「小さな夢をもち、粘り強くあきらめないこと」
「構造設計を本気で身に付けること」

決して優秀でなくとも、上記ができれば、あなたも先輩のように夢を叶えることができると思いますし、さくら構造には、そういう仲間を応援する文化があるように思います。

私の夢、
「高耐震技術で日本の構造設計を世界に誇れる仕事にすること」

この夢は、まだまだこれからです。
私一人では実現できそうもありまませんが、仲間がいれば叶えら
れると信じてします。

もし、よければ私の夢にみなさんもご協力ください。

さくら構造株式会社

代表取締役 田中 真一