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2017-05-29

構造設計は人によって結果が大きく異なる。構造設計を誰かに依頼する時一番大切な事は「誰を信用するか」だと思う。

ビルの街並みの画像
ビルの街並みの画像

 

 

  1. 01構造設計を担当して
    特に大変だなと感じる事。
  2. 02社内レビューとはどんな制度か。
  3. 03室長のチェック後であれば、レビューでの指摘はそれほど無い?
  4. 04実際にレビューで受けた指摘。
  5. 05レビュー経験から学んだ事の
    設計業務への活かし。
  6. 06未来のお客様へメッセージ。
先輩と後輩

学生時代に建築を学んでいると学校の先生からこんな事を言われた記憶があります。
「おい!いいか!建築ってのはな、正解はひとつじゃねーんだ。人によって何が正しいかが変わるのが建築だ。だからいい建物作ろうと思ったら一番大事な事は、どう作るか?ちがーう! 誰に頼むかだ!」

昔すぎて先生の名前は忘れましたが、この話だけは憶えています。
でもこれは意匠の話だとばかり私は思ってきました。さくら構造に入社するまでは・・・。

今日は、そんな話をリアルに体験している玉那覇さんをご紹介しながら構造設計の難しさについて説明してみます。

玉那覇さんは平成生まれの27歳、沖縄県出身で、大学で本州の三重県にそして、北海道にあるさくら構造へと日本の端から端まで渡り、上司にも愛され後輩からも慕われる入社4年目の若手の男性技術者です。
現在、札幌本社に勤務中。

口癖は、「北海道の女子は好きだけど、雪は嫌いだ。」だそうです。

構造設計を担当して特に大変だなと感じる事。

Q「玉那覇さんが構造設計を担当して
特に大変だなと感じる事があれば
教えてください。

ひとつは、単純に体力的なキツさ(時に作業は深夜まで及ぶ)ですね。
でも、それは入社前から知っていたので想定内だし、今は作業に時間がかかるのは自分の力量不足もあるので、効率をあげることで改善していくつもりです。
ただ、今は多くの時間をさいていることが、逆に自分の成長スピードを速めていると感じるので、声がかかれば積極的に設計に取り組んでいくつもりです。

その他には、社内レビュー案件の対応が、猛烈に大変です。
室長チェック以外に、別のベテラン技術者のチェックもあるので、チェック自体が2ステップあって単純にチェック後の手直しが増えてしまい、工程管理がどうしてもキツくなります。

 

社内レビューとはどんな制度か。

Q社内レビューとはどんな制度か
もう少し詳しく教えてください。

社内チェック

さくら構造では、通常のチェックだけでなく、各構造種別や架構に特化したベテランのチェックを2段階で行うことで、経済性や安全性に加えて、発注者側の優先順位の高い要望事項を設計に盛り込むための制度を設けています。

これにより技術者によって色々な考え方や選択肢がある事を理解し、お客様の満足度向上と技術者の育成を実現しているのですが、レビューを受ける側は単純に大変です・・・。

 

室長のチェック後であれば、
レビューでの指摘はそれほど無い?

Q室長のチェック後であれば、
レビューでの指摘はそれほど
無いのではなくてですか?

いえいえ、そんなことはないです。
はっきりいって、めちゃくちゃあります。

僕自身、設計をはじめたころは、設計上の選択肢というかバリエーションは、そんなに多くなくて、「こうやっておけばいいんだ」とか、「こうやらないといけないんだ」くらいに考えていたのですが、社内レビューをやってその考えが完全に覆りました。
同じ建物を設計しているのに、設計者によってこんなにも工学的判断が変わり、判断のバリエーションが非常に多い事に気づかされました。

 

実際にレビューで受けた指摘。

Q実際にレビューで受けた指摘を
教えてもらえますか?

構造設計図

よくあるのは、剛性とか固定度とかの話でしょうか。
剛性とか固定度が変われば応力が変わる事はわかりますよね?
しかも、めちゃくちゃ変わります。5%とかでなくて、3割も4割もすぐ応力が変わります。
建物の形状も荷重も変わらないのに、モデル化ひとつで結果が、がらっと変わる訳です。

しかもそれぞれのモデル化が、どっちが正しいのかあやふやな要素が含まれているから余計に困るのです。
今まで私は一つのモデル化でしか検討して来ませんでした。
しかしレビューではそこを突っ込まれたりします。
すぐに断面見直しです・・・・

このレビューで私が学んだ事は、自分がやってるモデル化は、あくまでも仮定条件であり、実建物とは必ずしも同じとは限らないという事。
そのあやふやな仮定条件の中で安全性と経済性を実現しようとする場合は、幅広いモデル化の誤差を設計者が認識しつつ、場合によっては複数のモデルで検証しながら、最終的には設計者が責任を負える範囲で「これだ!」と決断するというプロセスです。

 

レビュー経験から学んだ事の
設計業務への活かし。

Qその様なレビュー経験から学んだ事を、
設計業務では、
具体的に
どういかされていますか?

お客様には、選択肢があることを複数あげて説明し選択してもらえる形で提案しています。
内容がわかりづらいと思うので、メールなどの文書だけでなく、電話でも説明しています。
難しい工学的判断は、以前よりも先輩に聞くようにもなりました。
これは多くの技術者がいるさくら構造のメリットだと思います。

 

未来のお客様へメッセージ。

Q最後に、未来のお客様へ
メッセージをお願いします。

お客様と話しをしていると、いまだに計算なのだから答えはひとつと思われている方が多くいます。
つい最近まで私もそれに近い考えをもっていたのですから、専門外の方からすれば、そう思うのも当然です。
しかし、現実には、設計者によって考え方が違い、幅広い選択肢を設計者が選択しながら設計し結果も大きく異なります。

そんな中で、お客様が、安全で経済的な設計をしようとした時に、大事な事は「どの構造設計者を信用し依頼するか?」ということだと思います。

構造設計者が、先ほど説明したモデル化の誤差を認識しているのか?
それによって経済性や安全性にどう影響するか理解しているか?
またその事を、お客様にちゃんと説明し、納得していただく努力をしているか?
という基本的な事をお客様自身が感じ取って、構造設計者を選ぶ必要があるという事だと思います。

構造の中身を専門外の方が理解するのは困難です。だからこそ、お客様は「誰を信用するか?」をつねに意識して構造設計者を選択することをお勧めしたいです。

 

2017-05-05

技術だけで実現できる事には限界がある、 技術を超えた行動なくして、お客様の期待は超えられない。

握手をしている画像
握手をしている画像

 

 

  1. 01構造設計を担当して
    特に大変だなと感じる事。
  2. 02お客様が武村さんの
    ファンになっていくきっかけ
  3. 03なぜ別の構造事務所は
    出来ないとお客様に
    説明してしまったか
  4. 04印象に残っているお客様の要望を
    実現したエピソード
  5. 05会社ではなく、その担当者様個人を
    応援しようと思った理由
  6. 06応援の内容
  7. 07実際、応援活動の成果は何かでましたか?
  8. 08ひとりのお客様のために、
    そこまでやるの理由

どんな職種であっても、お客様の本当の希望を叶えるのは、簡単な事ではないですが、さくら構造の技術者たちは、どのようにそれを実現しているのか?

今回は、さくら構造の技術者の中で、お客様のファンが非常に多いと言われている武村さんにインタビューしながらご紹介します。

武村さんは1980年生まれの37歳、茨城県出身で、さくら構造に入社する前も、構造事務所に勤務していました。
前職では特殊な鉄骨モジュール建築の設計を多く経験し、若手のマネジメント的な役割も兼務していた男性技術者です。
前職に特別不満があったわけではないですが、自身のスキルアップを考えるようになり、2015年7月に、さくら構造に中途入社しました。現在は東京事務所に勤務し活躍中です。

武村さんは、さくら構造でもお客様のファンが多い技術者と
言われていますが、何か秘訣のようなものがあるのでしょうか?

武村さんは、さくら構造でもお客様のファンが
多い技術者と言われていますが、
何か秘訣のようなものがあるのでしょうか?

さくら構造のエンジニアリングシップにもあるのですが、お客様の期待を超えるように心がけています。
お客様の一面的な要望だけを受け止めず、口には出さないけど、お客様が本当にやりたい真の目的を聞きだすことに意識を向けるようにしています。

具体的には、お客様の設計の意図を正確に聞き出した上で、こうしたらもっと良くなりますよという事を提案し『やっぱりあなたに頼んでよかった』と言ってもらえるようにしたいと常々考えています。

 

お客様が武村さんのファンになっていく
最初のきっかけみたいな事が何かあるのでしょうか?

お客様が武村さんのファンになっていく
最初のきっかけみたいな事が
何かあるのでしょうか?

いえ、特別な事はないと思います。
どのお客様も似ていますが、最初のはじまりは、他の構造事務所に相談したけど、どうにもならず、困って連絡が来ることが多いように感じます。
他の構造事務所に相談したら、できないとか無理とか言われて、たまたま私にたどりついた・・・という感じです。

内容によっては解決策が難しい事もありますが、話しをよく聞いてみると案外簡単に解決できてしまったりすることもありました。

 

簡単に解決できるケースもあったようですが、なぜ別の
構造事務所は出来ないとお客様に説明してしまったのでしょうか。

簡単に解決できるケースもあったようですが、
なぜ別の構造事務所は出来ないと
お客様に説明してしまったのでしょうか。

それは技術者自身が気づいていない固定概念のようなものがあったからではないかと想像しています。

何か問題を解決する時は、いったん頭の中をフラットにして、自分の今までの経験や知識を目の前の問題とつなぎ合わせる必要があると思いますが、それが出来ないと問題の解決策を見つけるのは困難です。

発注者が困っている問題を自分の経験で解決し、お客様が本当にやりたい事を実現できたとき、お客様にとって新しい世界が広がります。
その瞬間を共有できた時に一緒にものづくりをしているなと感じますし、私にとって何とも言えないとても気持ちのいい瞬間になります。

 

お客様の要望を実現したエピソードの中で
武村さんが印象に残っている事を教えてください。

このお客様は、特殊な建築工法に特化し、ニッチな市場で競争力のある商品を武器に、営業展開している会社でした。
この会社で技術部門を統括しておられる担当者様が、弊社の東京事務所にわざわざ訪問してくださり、全国各地で仕様がバラバラになってしまっている商品を標準化し業務効率をあげる事で、会社の利益に貢献していきたいという事を我々に熱意をもってご説明頂きました。

その熱い思いを、弊社の木下所長と一緒に伺い「これは応援しない訳にいかないでしょ!」という事で意見が一致。
木下所長と私で、その会社さんというよりも、その担当者様の応援団を結成する事にしました。

 

なぜ会社ではなく、
その担当者様個人を応援しようと思ったのでしょうか?

なぜ会社ではなく、その担当者様個人を
応援しようと思ったのでしょうか?

あの時、担当者様の思いを聞いている中で、自分の利益以上に、会社全体の事を考え、施工標準化のために先陣を切って全国に働きかけている担当者様の姿勢と、その熱意に触れて、私自身、会社としてというよりも一人の人間として何もしない訳にはいかないと思ったのです。 『担当者様の熱意に強く共感した』という事です。
そして、その思いは同席していた木下所長も同じでした。
担当者様がさくら構造を頼りにしてくれている事も感じていましたので、木下所長と二人で行動を起こした次第です。

※二人は、この時点で、さくら構造本社の了解をとらず勝手に行動していました。どんどん業務が増えている中でいよいよ本社にばれて、本社からイチャモンが入りましたが、熱意ある担当者様の説明をする事で了解をもらい、今では会社一丸となって支援する流れを作りました。

 

応援というのは、
技術面でのサポートを行ったということでしょうか?

応援というのは、技術面での
サポートを行ったということでしょうか?

いえ、それだけではありません。
担当者様は、いわゆる中間管理職の立場で、上司と部下の間にはさまれた少し動きづらい立場だということや、自分の会社を思う気持ちが「社内にあまり伝わらない」もどかしさをもっているだろうということが、雑談をする中で想像できました。

また担当者様は、自分が昇格するなどして主導権を握るポジションまで行けば、発言権が強く動きやすくなり、より会社に貢献できるはずだと考え、技術的な事だけでなく、組織的な思惑も同時に考えながら活動されていました。

つまり、我々がサポートすべきは、技術はもちろんの事、担当者様が会社の中で発言権が強くなるように組織的に昇格するという事もサポートすべきだと感じたので、木下所長とも相談し、我々の応援すべき項目のひとつに、担当者様の昇格を据える事にしました。

 

実際、応援活動の成果は何かでましたか?

標準化を構築するために、さくら構造社内で質疑や要望を洗い出しました。
その議題を元に、膝を突き合わせて何度も何度も打合せをして、希望に添えるような仕様を模索し、標準化に成功しました。

また、本年4月に担当者様は昇格したそうです。
もちろん、担当者様の地道な努力の賜物ではありますが、応援活動の成果が実を結んだ瞬間でもあります。
担当者様が、更に広く手腕を発揮できる機会が増えるよう、引き続き全力支援します。

 

最後に、武村さんがなぜひとりのお客様のために、
そこまでやるのか理由を教えてください。

今までの経験から、より良くなる方法を提案すると、そのアイディアはお客様にとっては新鮮な発想のようで、すごく前向きに受け止めてくれます。
そして、感謝してくれます。それが、只々嬉しいんです。
どうしたら構造設計者として、お客様の役に立てるか、それを一番に意識してます。

また、仕事をしていく中で会社対会社という固い取引関係があることは避けられませんが、実際に設計をするのは人です。
私自身は、固い取引関係とは別に、人と人との関係を大事にして、今後も仕事をしていきたいと考えています。

 

2016-03-15

母校の大学で行われた業界研究セミナーに参加してきました。

セミナー風景画像
セミナー風景画像

母校の大学で行われた、
業界研究セミナーに参加

札幌事務所の尾形です。 先日、母校の大学で行われた業界研究セミナーに参加してきました。
同じ大学出身の先輩2人と一緒に、構造設計事務所について学生に話をしました。
業界研究セミナーといっても参加企業はゼネコンが多く、構造設計事務所はさくら構造1社です。
学生達は就職活動が始まる3年生。
構造設計についてあまり知る機会がなかった為か、予想よりも多くの学生が話を聞きに来てくれました。

構造設計事務所って?さくら構造って?
構造図ってどんなの?
やりがいは?

30分という短い時間でしたが、会社の説明をし、実際の構造図も見てもらいました。
授業などで見る図面とは違う図面に、学生達も興味津々。
最後に質問も受け付けると、「……残業ってありますか?」等、学生らしい声もありました。
(構造図ってどれくらいの期間で書きあげるんですか……?という質問も。)

セミナーの後には参加学生との懇談会があり、食堂で学生達と再会です。
説明の時には話しきれなかった内容や、山田さんの構造設計者になるためには?!話など、たくさん学生と交流することが出来ました。

母校は大学名が変わったり、校舎も新しい建物がいくつも建ったり、古い校舎は壊されたり……どんどん進化中です。(学費はこうして消えてゆく……。)

私は去年大学を卒業したばかりで就職活動をしていたのは最近のはずでしたが、大学に行き先生方や学生に会うと、とても懐かしく感じてしまいました。
学生達がやりたいこと・目指したいものを見つけ、働くのを応援したい気持ちが沸いてきます。

学生の頃に学ぶ構造の勉強は、人によっては苦手だったり、難しいと感じたりするかもしれません。(自分もそう感じるときがありました)
ですが、実際に仕事で構造の世界に触れてみると、今までとは違った面がみえてくると思います。
さくら構造には、たくさんの技術者がいます。構造設計・その図面を書く技術者として、毎日真剣に仕事に向き合う人たちの集まりです。正直、好きじゃないと続けられないと思います。
そんな先輩方と仕事をすると、構造の事を考えるのがどんどん楽しくなってくるのです。
今回話すことが出来た学生と、来年入社してまた会うことが出来るか……楽しみです!

2016-02-29

社内研修

北海道庁旧本庁舎画像
北海道庁旧本庁舎画像

 

札幌事務所での社内研修

東京事務所の大熊です。
ただいま、3ヶ月研修で1月から札幌事務所に来ております。
今の時期は雪まつりなど札幌の見どころ満載な時期であり、都心では味わえない雪世界を味わっております。
研修内容は、座学などの研修ではなく普段の仕事を札幌事務所で行うという感じです。
それでは研修の意味は無いのでは?となりそうですが、、、

本社である札幌事務所は支社の約3倍の人数が在籍しており、図面のベテランの方等いろんな方のアドバイスを直接いただけるという醍醐味があります。
また、さくら構造では拠点の異なる人同士で仕事をすることがありますので、他の事務所の方と顔合わせながら直接お仕事ができるチャンスなのです。
他事務所同士でも電話を使って話せますが、相談する内容によって誰に何を聞くべきなのかが大事であり、それに気づくためには、やはり直接顔を合わせて雰囲気や社員の個性、得意不得意を感じ取ることがポイントです。

研修はこれからの仕事をスムーズに進めていく重要な通過点なのです。
実際に私(大熊)も研修中ですが、いろんな方から吸収しながらお仕事しております。
何より、いろんな社員の方と交流できるので私生活の相談などもできちゃいます。

研修期間では、休日も旅行気分で札幌散策をしております。
少し前に、北海道庁旧本庁舎に行ってきました。
並木道からの眺めは、対称美が際立っておりベストショットを収めました。
なかなか北海道に来る機会がなかったので、研修期間を通して仕事もプライベートも充実させております。

残りの研修期間も頑張ります。

2014-05-09

今年はさくら構造社員総会を沖縄で開催します!!

さくら構造社員総会イメージ画像
さくら構造社員総会イメージ画像

今年のさくら構造社員総会は沖縄で開催

年1回実施する、さくら構造全社員が参加する社員総会を今年は沖縄で開催します。
今年のテーマは「ゆいまーる」
沖縄に”ゆいまーる”という方言があります。
“結”(ゆい)”順番”(まーる)とそれぞれ意味があり、
相互扶助を順番通り(平等に)行っていくことを意味するという
人と人とのつながり、生きる喜び、楽しさ…すべてが出会いから始まり、
絆を生み、全てを紡ぎだし、作り出す。
もしかしたら、それが人間本来の姿(原点)なのかも知れません。
私たちの使命は、構造技術を通じ、関わるすべての人々へ、常に期待以上の価
値を提供し続けることです。それによって、生み出された安全かつ快適な建築物で、
人々の生命と財産を守り、人々が安全で快適な生活を営むことが出来るよう貢献していきます。
(sakura ESより抜粋)
構造設計は自分ひとりでは出来ない。関わるすべての人の協力で成り立っています。

2012-10-09

さくら構造採用ページ

面接待ちイメージ画像
面接待ちイメージ画像

採用ページリニューアル

さくら構造では採用ページをリニューアルいたしました!!
当社理念に共感し、実行に移すことができる方からのご応募をお待ちしています。

さくら構造採用ページはこちらです

2012-06-11

さくら構造(株)企業理念「エンジニアリングシップ2012」

さくら構造スタッフ画像
さくら構造スタッフ画像

 

  1. 01さくら構造の使命
  2. 02さくら構造の企業目標
  3. 03先輩たちの教え(真摯さ)
  4. 04構造設計者とは
  5. 05提供する価値
  6. 06顧客とは
  7. 07チャレンジスピリット
  8. 08お互いの価値を共感すること
    (共感力,営業力)
  9. 09スピード(業務効率化)
  10. 10技術力
  11. 11チームワーク
  12. 12構造技術業界の革新者(創業の精神)

さくら構造企業理念「エンジニアリングシップ2012」を公開しました。

1.さくら構造の使命

私たちの使命は、構造技術を通じ、関わるすべての人々へ、常に期待以上の価値を提供し続けることです。それによって、生み出された安全かつ快適な建築物で、人々の生命と財産を守り、人々が安全で快適な生活を営むことが出来るよう貢献していきます。

2.さくら構造の企業目標

私たちが使命を達成するために、まず、私たち自身が充実していることが重要です。そのため、さくら構造では「(1)社員の成長と自己実現の達成」を最重要事項と考え、「(2)構造技術を通じ関わるすべての人に貢献」していく活動を行います。その事がさくら構造の評価に繋がり、「(3)企業の成長と維持」を図り、使命を継続することが出来るのです。

3.先輩たちの教え(真摯さ)

私たちは、構造技術に携わることに誇りを持ち構造技術を楽しむ気持ちを先輩たちから学びました。私たちの仕事は、社会的評価に関わらず必要不可欠なものです。私たちの先輩である多くの技術者が、評価に固執せず社会的使命の達成を優先し、社会貢献してきたのと同様、私たちもその使命を果たすため「技術者としてやるべき事を実直に取り組む職人的姿勢」に加え「強い信念と正義の原則に基づき、不変の正直さと誠実さで技術に取り組む姿勢、すなわち真摯さ」が必要です。私たちも先輩たちから学んだ「真摯さ」を後輩たちに見せ伝え、受け継いでいく責任があります。私たちも先輩たちから学んだ「真摯さ」を後輩たちに見せ伝え、受け継いでいく責任があります。どんなに有能であっても「真摯さ」に欠く人を、私たちは仲間として受け入れる事はできません。逆に、どんなに能力が足らなくとも「真摯さ」を有する人を仲間として受け入れ、応援していきます。

4.構造設計者とは

さくら構造の構造設計者は、単に知識を提供するだけの技術者ではなく、知識を活かし知恵を提供する構造設計のプロフェッショナルです。プロであるためには、顧客の抱える本質的な課題を見抜き、案件ごとの固有の課題解決のために、構造技術を活用した最善・最適な提案ができる能力が求められます。さらに、それを継続的かつ俊敏に実践するための精神力と体力も必要となり、いわば建築業界におけるアスリート性も求められます。

5.提供する価値

私たちが提供する価値は、顧客の期待以上の成果を出すことです。そのためには、顧客が何を望んでいるのか、本質的なニーズを見抜く力が必要です。顧客の期待は、設計料や納期に関すること、正確さや建築コスト、耐震性・耐久性などの品質面、高度な解析技術など様々ですが、より高い満足を得るためには「顧客の優先順位は何か」「顧客自身が気づいていない望みとは何か」「それらに対し私たちができる最高の提案は何か」を常に考え、思い、感じることが必要です。

6.顧客とは

現在、私たちにとって直接の顧客は、大部分が建築関係者ではありますが、建築主、建物利用者もエンドユーザーとしての顧客と言えます。建築主や建物利用者が喜ぶことは建築関係者にとっても評価が上がることであり望ましいことです。私たちが使命で掲げる「関わるすべての人々」には、直接間接を問わず繋がっているすべての人々であり、さくら構造の社員やその家族まで含まれています。私たちは全ての顧客に対し、価値を提供できるように常に努力していく必要があります。

7.チャレンジスピリット

常に期待以上の価値を提供し続けるためには、新しいことに挑戦しようとする気持ちが重要になります。現状のやり方に改善点が無いかを常に考え、可能性を探る努力を怠らないことに加え、自分で限界を決めず「できない」ではなく「どうすればできるか?」という姿勢が、私たちを成長させ続けます。

8.お互いの価値を共感すること(共感力,営業力)

私たちが使命を達成するためには、より多くの顧客に私たちの提供する価値を知ってもらい、使命を達成していくためのパートナーになってもらう必要があります。そこで重要になるのが、「信頼関係を構築する共感力」です。顧客が望む結果へと問題を解決しながら導く過程の中で「お互いの仕事に対する思い」「ともに仕事をする楽しさ」「お互いの技術力で生み出される価値」を顧客と共感する事で信頼関係を築いていくことができるのです。

9.スピード(業務効率化)

私たちの提供する付加価値の一つに「スピード」があります。スピード向上のためには業務効率化を図る事が重要です。例えば、適正な仕事量にコントロールするため、顧客との対話を意識し、事前に顧客の期待基準を明確にすることが必要です。相手の要望をなんでも受け入れることが、必ずしも満足度向上につながる訳ではありません。また、問題に直面した際に相談できる技術情報提供者との人間関係を構築し問題解決の処理速度を上げることも重要です。私たちは限られた時間の中で設計を終える事を顧客から常に求められるため、スピードの遅い技術者は、品質を維持するためのチェックやレビューの時間を生み出す事が困難になります。すなわちそれは業務効率化が品質向上にも寄与する事を意味します。業務効率化は、私たちの付加価値向上に欠かせない課題です。

10.技術力

私たちは一般的な建築物を安全にかつ効率よく設計できるように技術力を習得するとともに、施工性への配慮、コストコントロール、特殊建築への挑戦等、技術力向上への努力を一生涯続け、会社に依存せず、社外でも技術者として自立できる幅広い技術を身につけることが求められます。

11.チームワーク

私たちの強みは、様々な経験・能力を持ったメンバーが集まったプロ集団であることです。自分一人だけではなく、お互いの能力を補完するように協力し合うことで幅広い対応力を発揮出来ます。日常から、周囲への気遣いと情報共有を心がけ、一人の経験を社員全員の経験とすべく積極的に教え、学びあう関係を作ることが強いチーム作りに繋がります。

12.構造技術業界の革新者(創業の精神)

構造技術がもたらす社会的価値は、いまだ過小評価されています。構造技術本来の価値をより多くの人に伝え、提供していくためには、今までと違う「構造技術の革新」が必要です。私たちのもう一つの使命として、私たちが構造技術業界における革新者(イノベーター)の役割を果たし、構造技術による『顧客価値』創造を牽引していくことが求められます。

 

 

2011-02-03

さくら構造名古屋事務所のホワイトボードはこんな感じになってます

ホワイトボードの画像
ホワイトボードの画像

名古屋事務所のホワイトボードは
こんな感じになってます!


せっかく購入したホワイトボード。無駄にはしません!!


2010-12-27

テレビ会議システムを導入しました!!

さくら構造スタッフの画像
さくら構造スタッフの画像

テレビ会議システムを導入しました!!

テレビ会議画面01

普段、各拠点とはメールやskypeチャットでのやりとりがほとんどでした。
さくら構造株式会社では、札幌、東京、名古屋、大阪の各事務所間をテレビ会議システムで常時接続することで、顔を見てのコミュニケーションのとれる環境が出来上がりました。

テレビ会議画面02
テレビとサンタ

サンタだぁぁぁぁぁぁ~!!

2010-12-03

忘年会 in 熱海

熱海の風景画像
熱海の風景画像

さくら構造忘年会in熱海

先日行われた、さくら構造東京事務所・名古屋事務所・大阪事務所忘年会を兼ねた熱海への一泊二日の旅の模様をお伝えします。都会の喧騒を抜出して出発です!

新幹線グリーン車で移動中
熱海へ向かう途中。グリーン車にて。天気もよく、幸先よいスタート。
熱海が意外と近い(すぐ着いてしまったから!?)にびっくり、東京駅から電車一本2時間があっという間でした。
社長はグリーン車がはじめてらしく、はしゃいでおりました。

新幹線グリーン車で移動中

ホテルに到着。クリスマスツリー越しに一枚。
東京組が一番のりです。
ホテルはココでした。
温泉街なのにめずらしい、都会的なホテルです。

夕食の様子

夕食です。一風呂浴びた後、お酒を飲んで、みなさん気持ちよさそうです。
もくもくと食べています。社長はグリーン車で飲みすぎてグダグダです。

社長の部屋での様子

夕食後、社長の部屋におじゃまして宴会です。
いろんな議論が飛び交います。
この後、景品をかけた似顔絵大会&ジャンケン大会。

石黒画伯による『ハクション大魔王』(左)。古宮画伯による『メーテル』ほんとの画家が描いたみたい!?
ジャンケン大会は我らが東京設計室長、木下さんが優勝でした。

 

 

ホテル前の海の風景

明けて翌日、ホテル前の海、朝のひどい雨はうその様な雲ひとつない晴天です。
(冬じゃなければ泳ぎたかったなー)

ホテル前の海の風景

中央が泊まったホテル。
築年数はかなり経っている様ですが、リノベーションをして内部はとてもきれいでした。

ホテル前の海の風景

熱海駅前の商店街で一枚。みなさんとてもいい顔しています。
(ここに辿り着く前に登った階段、きつかったですねー)
木下室長と社長が互いのパンツを間違ったらしく、この時も間違ったまま・・・
しかも木下室長のは社長が一度はいたパンツらしいです。さすが大物です。


今回の忘年会は、普段チャットや電話でやりとりしている、遠方の事務所の方と実際に会って話ができて、とても充実した一泊二日でした。話の内容は構造の話から仕事に全然関係ない話まで。ざっくばらんに話せて、とてもいい刺激になりました。天気にも恵まれ、いい思い出ができました。
では、事務所に戻って仕事、がんばりましょー!!

東京事務所 種村