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2019-07-12

採用情報ページに「インターンシップセミナー2019」の募集要項を掲載しました。

さくら構造スタッフの画像
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「インターンシップセミナー2019」募集要項掲載

前年度のインターンシップセミナーでは、
「他の企業説明会では聞けない内容まで聞けることができた!」
「自分のやりたい事が他者へどのような影響を与えられるか、考えることができた!」
と、大変好評をいただきました。

今年もインターンシップセミナーを開催いたします!

【日 程】
2019年8月22日(木) 大阪会場
2019年8月23日(金) 東京会場

参加希望の方は下記インターンシップセミナーエントリーフォームより、エントリーください。

インターシップセミナー2019募集要項

2019-05-16

社員食堂はじめました。

カレンダー画像
カレンダー画像

 

社員食堂はじめました。

弊社さくら構造では毎週火曜日、金曜日の週に2回ランチの時間に社員食堂の営業を開始しました!

社員食堂の基本メニューは主菜1品、副菜2品、ごはんと味噌汁(おかわり自由)、
オレンジジュース、コーヒーで500円です!

さくら構造の社員は昼食に近くのコンビニを利用する人がたくさんいますが、
若手の社員などは、どうしても高カロリーなものを選びがちです。
そうなると気になるのがメタボなどからの健康リスクです。

そこで現在は週に2回ではありますが、栄養バランスの取れた温かい
食事の提供をすることとなりました!

また社員食堂は、普段接することの少ない社員とのコミュニケーションの機会が新たに
生まれる場となっています。

2019-01-08

採用情報ページに「インターンシップセミナー」を掲載しました。

さくら構造スタッフの画像
さくら構造スタッフの画像

「インターンシップセミナー」掲載

社員インタビューにインターンシップセミナー「建築業界の現状と構造設計者の可能性について」を掲載しました。

こちらは、弊社さくら構造が2018年8月23,24日に開催した学生向け建築業界ワークショップの模様をおさめた動画となっております。

構造設計業界で活躍している弊社代表の田中が、学生さんやこれから就職活動をする方たちの目線で、インターネットには絶対出てこないリアルな現実をお伝えし、社会の悪い大人たちに騙されないよう知識武装をして頂くための特別講義です。

2018-12-18

「仕事の愚痴」座談会

座談会メンバー画像
座談会メンバー画像

 

採用情報の社員インタビューページに、2018年12月18日にさくら構造札幌本社ビル会議室にて行われた、「仕事の愚痴」座談会を掲載しました。

2018-08-17

さくら構造「働き方」について【北海道新聞】

北海道新聞に弊社の「働き方」について記事が掲載されました。
( 北海道新聞 採用戦線異状あり<3> )

弊社では、子育てや介護、資格試験受験など様々なライフスタイルでも
在宅で働くことができるテレワーク環境を導入しております。

今後も多様化していく社会に対して、積極的に取り組んで参ります。

2018-05-21

「構造設計者の年収と働き方」座談会

座談会風景画像
座談会風景画像

 

採用情報の社員インタビューページに、2018年5月21日にさくら構造札幌本社ビル会議室にて行われた、「構造設計者の年収と働き方」座談会を掲載しました。

2018-04-19

新人向け座談会「人はなぜ働くのか」

座談会メンバー画像
座談会メンバー画像

 

採用情報の社員インタビューページに、2018年4月19日にさくら構造札幌本社ビル会議室にて行われた、新人向け座談会「人はなぜ働くのか」を掲載しました。

2018-04-05

建築業界でボーナス900万円を払う企業

田中社長画像
田中社長画像

 

2017年度さくら構造では、入社一年目のたった一人の社員に

12月 200万円
3月 500万円
7月 200万円

のボーナスをを払う事になりました。
なぜこのような金額のボーナスを払うのか?
それは、会社と社員の間に、ある約束があり、その約束を会社は守っただけのことです。
もし、さくら構造に少しでも興味を持ったらこのままこのページを読み進めてほしい。
さくら構造がどんな会社なのか、少しだけわかると思います。

将来不安を感じる世の中で、
リストラや倒産を恐れずに
夢を持って生きていくためには?

1.雇われた会社に依存し、倒産やリストラを恐れて生きていく。
2.自ら身につけた専門性を武器に、倒産やリストラにビビらずに生きていく。

2.がいいという方に、お勧めの職業が、構造設計という職業です。
建築業界は、景気の影響を大きくうける業界です。
景気のいいときは多くの人を採用するかもしれませんが悪くなるとリストラをする大企業があるのをニュース等でよく見かけるようになりました。
いったい、このような時代に、何を頼りに生きていくべきでしょう?

さくら構造では、その答えを自分の持っている
「専門性」だと教えています。

あなたが建築のどの分野に進むにしろ、その分野の「専門家」でないと、これからは生き残る事が難しくなります。
つまり変わりのきかない人材(職人)に、ならなければいけないという事です。
企業に依存し、いくらでも変わりのきく人は、経済の環境変化で一瞬にして生活を崩壊させてしまう可能性があります。
そうならないため、建築を学んだ人への一つの答えが「構造設計技術者への道」です。

 

 


ーある人たちの話ー

彼は建築業界の負け組サラリーマン。
しかも病気で頭がハゲて6年付き合った彼女にも振られた・・・・
彼はいま、構造設計一級建築士となり、会社では指導者となった。
嫁を貰い子供も生まれ年収も髪の毛も超絶増えた。

ある人は一級建築士の試験を7回落ちて・・・・・8回目で合格した。

ある人は、帯広から札幌に出てきたが、入社した会社はことごとく倒産し転職を繰り返し生きる自信を失った・・・・。
最後にたどりついた会社で賃貸オフィスの会社を任され、その会社を札幌シェアNo.1の企業に育てあげ、家族5人とマイホーム、そして生きる自信を手に入れた。

ある人は、年収200万からスタートし・・・・今は年収1000万を超えた。

ある人は仕事や職場環境についていけず、朝会社に行くのが嫌すぎて上野駅に座り込んで時間をつぶしていた。
ついに会社を退職の意思表示をしたところ「辞めるのは構わないので、少しだけ札幌で働け」と言われしぶしぶ働いた・・・・・。
彼はいま構造設計一級建築士を取得し2015年度の最も活躍した社員に贈られるMVPを受賞。
札幌で結婚し、退職はまだしていない。

ある人は、構造事務所にサラリーマンとして働いていたが、構造設計者の社会的認知の低さを変えたいと思い退職。周りの反対を無視して6畳の部屋で一人で起業した・・・・。
彼は、3年後に北海道業界トップ、10年後には社員数60人の日本で業界4番手となる構造設計事務所を作った。

上記の「ある人たちの話」は、全て実話なのですが、これらの物語に出てくる彼らには、3つの共通点があります。

1.構造設計のスキルを身に付けたこと。
2.奇跡を起こせると信じ、
決してあきらめなかったこと。
3.さくら構造に入社したこと。

上にあげた人たちは、みんな、さくら構造の仲間であり、これからさくら構造に入社する方にとっては先輩になります。
夢を叶えた先輩たちは、簡単に夢を叶えられたわけではありません。
途中なんども心が折れそうになりながら、がんばっている仲間を見ては、私もがんばろうと奮い立ち、時には仲間に助けられながら夢を実現しました。
みなさんは、どんな夢をもっているでしょうか?
先輩のように夢を叶えるためには、さくら構造に入社するだけでは難しいと思います。
でも

「自分が奇跡を起こせると信じ続けること」
「構造設計技術を本気で身に付けること」

それができれば、あなたも先輩たちのように、きっと夢を叶えることができると思います。
私にもまだ夢があります。
「さくら構造の仲間を100人にして日本一の構造設計事務所を作ること」
私の夢を実現するには私一人では不可能であり、さくら構造のみんなの力が必要です。
私もまだまだ奇跡がおこせると信じて走りづつけます。
あたなも自分の夢を叶えるために、さくら構造の仲間として一緒にがんばりましょう。
あなたの活躍をこころより期待しています。

2018-03-30

建築構造設計ってどんな仕事?

建築構造設計は、地盤の状況把握から始まり、構造形式(構造システム)・材料の選択、それを裏づける構造計算そして構造図作成、現場監理までを含む幅の広いものです。これらの内容は、経験に基づく工学的判断から時に高度な数学までを必要とし、人々の生活や財産、人命にまで関わる重要な役割を担っています。

それでは具体的に「建築構造設計」についてみていきましょう。

建築構造設計とは

建築を設計するためには幅広い専門領域の知識と技術が必要であるため、現在ではほとんどの建築において、建築設計者(意匠設計)とともに設備設計者や構造設計者が協力して設計を進め、それぞれの専門分野をカバーしています。

まずは、建築設計全体の流れを簡単に説明します。建築設計は下表のように4段階に分けられます。



建築構造設計も、これら「1.基本計画」「2.基本設計」「3.実施設計」「4.工事監理」の各フェーズに合わせて行います

まず、「1.基本計画」フェーズでは、各部屋の用途に応じた床荷重などの構造性能を決定します。



建築構造設計にとって重要な性能の一つは、床(スラブ)の耐荷重です。平面計画の段階で、各部屋の床荷重を大まかに決定します。

これら荷重条件(床荷重)、遮音性、耐震性、耐風性、耐久性、耐火性などの構造性能や、どのような構造形式(構造システム)を採用するかは、設計の重要なポイントです。特に耐震性能は、中小大地震の時について、構造部材や壁、天井、窓ガラスなどへの影響を考慮することが必要です。さらに構造種別として、耐震構造・制振構造・免震構造等があり、性能やコストが大きく違うため、初期設計段階での選択が重要になります。

次に「2.基本設計」フェーズでは、建物の高さ制限、階高、天井高さ、スパン、設備スペースとの干渉など、様々な条件との整合を図りながらどのように骨組を作るか、つまり架構計画を行います。

また、建設予定地の地盤調査結果や過去の地震記録から、建物用途や規模に応じて、どのような基礎にするかを決定するため、地盤調査の方法を調査会社に指示します。その調査結果を分析し、建物を支える地盤の決定、杭基礎等の建物支持方式(基礎形式)、耐震設計方針を策定します。さらに液状化のチェックも必要になります。



そして、「2.基本計画」に基づき「3.実施設計」を行います。全体架構だけでなく、2次部材・外装材など仕上げ材の計画も構造設計者が協力します。さらに構造計算で決めた部材寸法等を施工者に適切に伝えるための構造図を作成します。



構造設計とは、個々の建築に最適な構造形式(構造システム)を提案及び決定し、建築に作用するさまざまな力を理解し、その力によって骨組みにどのような状態が生じるかを把握して、要求された安全性を確保することです。

そのため構造設計の様々な局面で、経験を積んだ構造設計者の判断が必要となります。多くの条件をバランスよく取り入れ、安全性に配慮した骨組みを設計するのが構造設計者の役割です。コンピュータを利用した構造計算は安全性確認の一役を担うに過ぎません。

最後に設計者は、鉄筋や鉄骨等が設計者の意図どおりに製作・施工されているかを「4.工事監理」する業務があります。



近年、現場監理が適切に機能していない実態が明らかになっているとの指摘があります。また、監理が適切に行われていれば防ぐことができたと思われる欠陥住宅などの被害も多くあります。モノづくりの観点からは、設計した内容が現場でどうつくり込まれていくか、その生産体制を理解し、その内容を設計に反映させるとともに、監理によって確認することもまた肝要です。

特に構造に関わる施工ミスは後から修繕するのは容易ではなく、建築物の安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。こうした事態を防ぐためには、構造を含めた建築全般に関する幅広い知識をもった技術者(例えば構造一級建築士)が、細心の注意を払って監理業務を実施する必要があります。

まとめ

建築構造設計は、設計者と構造設計者双方の信頼関係が必要です。建物が完成するのは依頼(契約)の後、1、2年先と長く、一度お互いに不信感が生じると、決してよい建物はできません。また、安全性等に問題がある設計にならないよう課題を指摘し、よい方向にもっていくべく粘り強さが必要とされています。

以上、簡単に建築構造設計の流れをまとめると以下になります。



このように構造設計者の活動は多岐にわたり、建築主や発注者の要望を把握し、建築設計者や設備設計者と協働し、さらに現場施工にも関与(監理)して品質確保に責任を持ちます。

2017-05-29

構造設計は人によって結果が大きく異なる。構造設計を誰かに依頼する時一番大切な事は「誰を信用するか」だと思う。

ビルの街並みの画像
ビルの街並みの画像

 

 

  1. 01構造設計を担当して
    特に大変だなと感じる事。
  2. 02社内レビューとはどんな制度か。
  3. 03室長のチェック後であれば、レビューでの指摘はそれほど無い?
  4. 04実際にレビューで受けた指摘。
  5. 05レビュー経験から学んだ事の
    設計業務への活かし。
  6. 06未来のお客様へメッセージ。
先輩と後輩

学生時代に建築を学んでいると学校の先生からこんな事を言われた記憶があります。
「おい!いいか!建築ってのはな、正解はひとつじゃねーんだ。人によって何が正しいかが変わるのが建築だ。だからいい建物作ろうと思ったら一番大事な事は、どう作るか?ちがーう! 誰に頼むかだ!」

昔すぎて先生の名前は忘れましたが、この話だけは憶えています。
でもこれは意匠の話だとばかり私は思ってきました。さくら構造に入社するまでは・・・。

今日は、そんな話をリアルに体験している玉那覇さんをご紹介しながら構造設計の難しさについて説明してみます。

玉那覇さんは平成生まれの27歳、沖縄県出身で、大学で本州の三重県にそして、北海道にあるさくら構造へと日本の端から端まで渡り、上司にも愛され後輩からも慕われる入社4年目の若手の男性技術者です。
現在、札幌本社に勤務中。

口癖は、「北海道の女子は好きだけど、雪は嫌いだ。」だそうです。

構造設計を担当して特に大変だなと感じる事。

Q「玉那覇さんが構造設計を担当して
特に大変だなと感じる事があれば
教えてください。

ひとつは、単純に体力的なキツさ(時に作業は深夜まで及ぶ)ですね。
でも、それは入社前から知っていたので想定内だし、今は作業に時間がかかるのは自分の力量不足もあるので、効率をあげることで改善していくつもりです。
ただ、今は多くの時間をさいていることが、逆に自分の成長スピードを速めていると感じるので、声がかかれば積極的に設計に取り組んでいくつもりです。

その他には、社内レビュー案件の対応が、猛烈に大変です。
室長チェック以外に、別のベテラン技術者のチェックもあるので、チェック自体が2ステップあって単純にチェック後の手直しが増えてしまい、工程管理がどうしてもキツくなります。

 

社内レビューとはどんな制度か。

Q社内レビューとはどんな制度か
もう少し詳しく教えてください。

社内チェック

さくら構造では、通常のチェックだけでなく、各構造種別や架構に特化したベテランのチェックを2段階で行うことで、経済性や安全性に加えて、発注者側の優先順位の高い要望事項を設計に盛り込むための制度を設けています。

これにより技術者によって色々な考え方や選択肢がある事を理解し、お客様の満足度向上と技術者の育成を実現しているのですが、レビューを受ける側は単純に大変です・・・。

 

室長のチェック後であれば、
レビューでの指摘はそれほど無い?

Q室長のチェック後であれば、
レビューでの指摘はそれほど
無いのではなくてですか?

いえいえ、そんなことはないです。
はっきりいって、めちゃくちゃあります。

僕自身、設計をはじめたころは、設計上の選択肢というかバリエーションは、そんなに多くなくて、「こうやっておけばいいんだ」とか、「こうやらないといけないんだ」くらいに考えていたのですが、社内レビューをやってその考えが完全に覆りました。
同じ建物を設計しているのに、設計者によってこんなにも工学的判断が変わり、判断のバリエーションが非常に多い事に気づかされました。

 

実際にレビューで受けた指摘。

Q実際にレビューで受けた指摘を
教えてもらえますか?

構造設計図

よくあるのは、剛性とか固定度とかの話でしょうか。
剛性とか固定度が変われば応力が変わる事はわかりますよね?
しかも、めちゃくちゃ変わります。5%とかでなくて、3割も4割もすぐ応力が変わります。
建物の形状も荷重も変わらないのに、モデル化ひとつで結果が、がらっと変わる訳です。

しかもそれぞれのモデル化が、どっちが正しいのかあやふやな要素が含まれているから余計に困るのです。
今まで私は一つのモデル化でしか検討して来ませんでした。
しかしレビューではそこを突っ込まれたりします。
すぐに断面見直しです・・・・

このレビューで私が学んだ事は、自分がやってるモデル化は、あくまでも仮定条件であり、実建物とは必ずしも同じとは限らないという事。
そのあやふやな仮定条件の中で安全性と経済性を実現しようとする場合は、幅広いモデル化の誤差を設計者が認識しつつ、場合によっては複数のモデルで検証しながら、最終的には設計者が責任を負える範囲で「これだ!」と決断するというプロセスです。

 

レビュー経験から学んだ事の
設計業務への活かし。

Qその様なレビュー経験から学んだ事を、
設計業務では、
具体的に
どういかされていますか?

お客様には、選択肢があることを複数あげて説明し選択してもらえる形で提案しています。
内容がわかりづらいと思うので、メールなどの文書だけでなく、電話でも説明しています。
難しい工学的判断は、以前よりも先輩に聞くようにもなりました。
これは多くの技術者がいるさくら構造のメリットだと思います。

 

未来のお客様へメッセージ。

Q最後に、未来のお客様へ
メッセージをお願いします。

お客様と話しをしていると、いまだに計算なのだから答えはひとつと思われている方が多くいます。
つい最近まで私もそれに近い考えをもっていたのですから、専門外の方からすれば、そう思うのも当然です。
しかし、現実には、設計者によって考え方が違い、幅広い選択肢を設計者が選択しながら設計し結果も大きく異なります。

そんな中で、お客様が、安全で経済的な設計をしようとした時に、大事な事は「どの構造設計者を信用し依頼するか?」ということだと思います。

構造設計者が、先ほど説明したモデル化の誤差を認識しているのか?
それによって経済性や安全性にどう影響するか理解しているか?
またその事を、お客様にちゃんと説明し、納得していただく努力をしているか?
という基本的な事をお客様自身が感じ取って、構造設計者を選ぶ必要があるという事だと思います。

構造の中身を専門外の方が理解するのは困難です。だからこそ、お客様は「誰を信用するか?」をつねに意識して構造設計者を選択することをお勧めしたいです。