設計に関する姿勢

チャレンジを忘れずに信頼と
実績を今までもこれからも

さくら構造では発注者からの仕事に対して最低限度の約束を契約時にしています。
さくら構造では仕事の契約前に発注者へ「さくらの約束」という仕事の取り決めをしてから業務を開始する事としています。
また、さくら構造には「エンジニアリングシップ」という価値判断基準があります。
さくら構造社員はこの理念に基づいて業務にあたります。
以下はその中でも特に、さくら構造が大切にしている内容をまとめた設計に対する姿勢です。

顧客の要望を深く
正確に理解するための対話を重視

さくら構造では、顧客の期待を超える成果を出す事を意識して構造設計を行っています。そのためには顧客が何を望んでいるのか(本質的なニーズ)、我々に何を期待しているかを業務の中で正確に理解するようにしています。
案件毎、担当者毎に変化する期待に応えるためには「顧客の優先順位は何か」「顧客自身が気づいていない望みとは何か」「それらに対し私たちができる最高の提案は何か」を常に考えながら対話し、深く相手の事を理解する事が大切だと考えています。

納期の厳守

さくら構造は、納期を発注者との極めて重要な約束のひとつとしています。
構造の都合での工程遅れは絶対に許さないという事を
社内マネジメントで徹底する事で、弊社都合による納期延長は、
特別な場面を除き、創業から全くありません。

関係者全体の事を考える

構造設計は専門性が高く発注者に内容の全てを理解してもらうことは難しいことです。だからこそ、自分よがりにならず、常に関わるすべての人々を考えて構造設計を行うように心がけています。
『施主→意匠→設備、構造→施工→エンドユーザー 』
これら全てを我々は顧客と考えています。
我々だけが良ければいいとか、直接の発注者だけが良ければいいという考え方を私たちはしません。建築に関わる人々は多岐に渡りますので、我々の仕事に関わる人たち全体の事を常に考えながら、構造設計者としての責任を果たすことを重視しています。

モデル化と実状の誤差を理解して
安全性を確保する。

構造設計は人によって結果が大きく異なりますが、建築関係者でもなぜ計算なのに結果が異なるのか理解してもらえない事が多くあります。
少し専門的なことですが、その結果の違いを生む要因の中で特に大きいもののひとつに「モデル化」があります。モデル化は結果に対する影響が大きいにも関わらず法的なルールが作りづらい部分であり、その判断には様々な選択肢があります。
その判断に幅のある仮定条件の中で安全性、経済性を実現しようとする場合、さくら構造では、幅広いモデル化の誤差を認識し、場合によっては複数のモデルで多角的に検証を行った上で判断することを重視しています。

自社設計実績年間700棟から学ぶ

さくら構造では現在技術者が60人を超え年間700棟以上の構造設計を行っています。
安全性の確保や、経済性の追求は一人で机の上で悩んでいても極めることは難しいものです。
年間700棟という設計実績から得られる情報は何にもまさる経験値であり、日々実大実験を行っているようなものです。上手く行った経験も失敗した経験も全てがさくら構造の財産です。(過去失敗して賠償が発生したことは一度もありません)
それら設計実績をデータベースとして収集し研究、開発する専門部署もあり、過去の 経験から、設計へフィードバックする流れを構築しています。 さくら構造の設計者は、数という経験値を武器に、コストに対してどこまで攻めて設計して良いのか、逆に絶対に守らないといけない部分はどこなのかを理解しているからこそ安全な建物が設計できると言えます。

構造設計(KozoWeb)の特徴

1打ち合わせ時間を短縮し、
お互いの距離を気にせずに仕事ができる。
従来、構造設計を依頼する場合は、一通りの図面が揃った段階で直接あって打ち合わせをしていました。
場所が近い時は良いですが、少し遠くなると移動時間もかかり、それだけで半日~1日程つぶれる事もあります。
当社は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄にも事務所がありますが、距離が離れているからといって意思疎通がしづらいと感じた事はあまりなく、パソコンによる画面共有や、通話、チャットなど、対面打ち合わせよりも気軽に連絡を取れる環境を整備する事で、従来より設計の打ち合わせを密に行う事が可能となり、設計の品質向上、移動や待ち合わせ時間の削減、アポイントメントの煩わしさの軽減に繋がるため、発注者側からも良かったと言ってもらえる事が多く、距離を理由にやりづらいと感じることはITの進化により無くなりつつあります。

この様に、今まで何も考えず、あたりまえに行ってきた仕事スタイルを少し工夫することで、
お互いの距離を気にせず仕事ができ、無駄な時間まで削減出来ます。
2設計料を定額で分かりやすく
構造設計は、その建物の構造、工法、計算手法、建物形状によって、同じ規模の建物でも作業時間が大きく異なります。
今までは「通常の構造計算で解析できる建物」と「特別配慮が必要な複雑な建物」の平均値が設計料として設定されていた傾向があります。
KozoWebでは、「通常の構造計算で解析できる建物」の設計料金を定額化!それらを中心にサービスを行っています。
これにより、誰もが同じ、適切な料金で、安心して構造設計を依頼する事が出来るようになりました。
一見のお客だからと言う理由で設計料を調整する様な事はありません。

※応答解析や特殊構造などは別途見積もりとなります。
※構造設計料の基準となる構造で考慮する延べ床面積は共用部・車庫・吹抜部等を含み、法的に面積除外される部分も含んだ施工床面積です。
設計料の安さではなく、
コストパフォーマンスの高い構造設計サービス
我々は「技術者としての時給だけは下げないほうが良い」と考えています。
事務所の維持運営費を極限まで削減しているKozoWebにおいて、仮に技術者の時給まで下げてしまうと

・技術力を上げるための「技術者としての自己投資を削る」事につながってしまう
・実際に設計にかけるべき時間を無理に短縮する事「手抜き」に繋がってしまう
・そもそも技術者のやる気が・・・・

他社と設計料で競争し、仕事を受注するために設計料を下げて、設計者の手抜きで仕事のつじつまを合わせるシステムでは必ずどこかで破綻します。
KozoWebでは「技術者としての自己投資を削って」「手抜きをして」まで料金を下げる事はできません。
KozoWebは料金の安さを主張したいのではなく、技術者に対する適切な技術料を確保しつつ、無駄を省いた分の人工は適切に料金に反映させる、
コストパフォーマンスの高い構造設計サービスを提案したいと考えています。
4納品時に設計した内容を
説明するという当たり前のこと。
構造設計者が配慮した点や、建物のここには気をつけて施工して欲しいという思いは計算書や図面には表現しきれません。
構造計算書も応力がいくつで、耐力がいくつだからOKとかNGなどしか出力されず、審査機関も法的な基準と照らしてOKであればそれで審査も終わります。
どの部分が建物的に余裕が少ないとか、コストダウンのためにどういう工夫をしているかについてなどは設計者しか知らない情報です。
当然、その建物個々で施工時に、ここだけは注意して欲しいという部分が出てくるのですが、設計者自らが現場監理をしないこともよくあります。
だからこそ、納品時にはその建物について、説明をし、発注者に伝えることは本来当たり前のことです。

しかし、現実的にそのような説明を行っている構造設計者は少ない。
さくら構造では納品時に建物についての説明を行います。一緒に建物を作り上げた意匠担当と、内容を振り返ることで、意匠の要望が
どのように反映されているのか、また、次からはどうすればコストを抑えて要望を叶えることができるのかの足がかりにもなります。
また、注意点を共有することで現場にも設計の思想や意図が伝わり、より良い建物を造りあげることができます。
5納品方法について
デジタルデータ納品を標準にしています。例えばデジタルデータであれば、
いつでも好きな時に好きなだけ紙に印刷でき、紙は使い終わったら破棄できます。
年度・ 工事名毎に保管しておけば一目で何の資料かわかります。保管の仕方によってデータ検索も可能です。技術者が資料を探す無駄な時間がなくなります。結果、技術者の仕事効率が上がり労働生産性が高まります。紙を保管するスペースが無くなれば、事務所スペースを省スペース化することで経費削減につながります。いつでも、瞬時にメールで送ることができます。郵送のタイムラグがなく、距離の問題がありません。

構造計算書のデータ形式はPDFファイル、又はDocuworksファイルのいずれかで納品いたします。
ほとんど全てのパソコンにおいて高画質の閲覧・印刷をする事が可能です。
構造図はJWW・JWC・DWG・MPZ・DXFのいずれかのCADデータに加え、PDFファイルやDocuworksファイルのデータでも納品する事が可能です。
6審査対応について
建築確認申請対応については、確認申請がスムーズに終了するよう十分配慮した設計を行っていますが、仮に確認申請での指摘で、別途計算が必要になっても、それらは全てサービスの対象範囲内とし一切の別途請求は行いません。
確認申請が終了するまで責任を持って対応する事をお約束します。
建築確認申請において、さくら構造都合により確認済証の交付が、なされなかった事は一度もありません。
7アフターフォロー
構造設計を行った建物に対して、設計終了後のアドバイスと現場対応は、現場同行・詳細な施工図チェック等を行わない範囲内で無料で対応いたします。
構造にかかわる質問にいつでも無料でお答えします。構造計算が必要な質問については、当然別途費用が必要になるのですが、「特に計算は必要ないけど、構造にかかわる事や法令、各種工法、又構造問題解決のヒントをちょっと聞きたいな」と言う場合には遠慮なくお問い合わせください。一度でも、さくら構造をご利用頂いた方には、その後無料で建築構造全般に関する質問に私たちがお答えします。
その他注意事項
建築確認申請対応について、各地区の特殊事情・条例等により、特別な配慮が必要な場合や設計条件がある場合は設計前の時点で必ずお知らせ下さい。

さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。

【さくら構造株式会社】
事業内容:構造設計・耐震診断・免震・制振・
地震応答解析・
構造躯体最適化SVシステム・
構造コンサルティング

●札幌本社所在地 〒001-0033 
札幌市北区北33条西2丁目1-7
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