構造設計事務所 さくら構造 > お知らせ > 震度7の地震にも耐えられる壁式構造が更に進化スマートウォール工法」開発壁式構造のメリットに加えて、施工性、耐久性がアップし、コストはダウン
お知らせ 2021.10.25

震度7の地震にも耐えられる壁式構造が更に進化スマートウォール工法」開発壁式構造のメリットに加えて、施工性、耐久性がアップし、コストはダウン


震度7の地震にも耐えられる壁式構造をベースに、従来のメリットである広々とした空間、高い耐久性、耐火性、気密性、遮音性、ローコストに加え、更に施工性と耐久性を向上させながらもコストを削減させる工法「スマートウォール工法」を開発しました。壁式構造のデメリットである「プランの自由度の低さ」についても、設計の初期段階からさくら構造のような構造設計者を計画に携わることで、ある程度克服することが可能であることを、実大実験棟の「カンティーナ」で証明しました。





【スマートウォール工法への想い】

壁式構造は地震や台風などに強い構造ですが、コストが掛かることから選択されないケースもあります。スマートウォール工法では、壁厚は薄くなり配筋は減っていても、耐震性が高い壁式構造の良さはそのまま。低コストで提供することで、高耐震化の建物を日本に普及していければ、と考えています。

【スマートウォール工法の特徴】

  • 1.耐久性の大幅な向上を可能とする構造躯体
  • 2.ローコストを実現する「壁式×シングル配筋」の構造
  • 3.施工性の向上による施工不良発生率の低下と工期短縮
  • 4.過去の震災で実証済みの「高耐震壁式鉄筋コンクリート造」
  • 5.ひび割れ抵抗性能向上仕様としたコンクリートの採用


 

【シングル配筋とは?】
壁式構造は、通常のRCラーメン構造より躯体費が安価となりますが、スマートウォール工法は壁配筋がシングル配筋となるため、ダブル配筋に比べ鉄筋量と配筋工事の手間が1/2となり更にローコストに繋げることができます。





実大実験棟「カンティーナ」
スマートウォール工法の特長を体現すべく作られた実験棟。壁厚150mm(D10@250シングル配筋)を標準とし一部のみ壁厚を上げています。外断熱工法を採用し内壁はすべて打放し仕上げとして、ひび割れ観察が可能な配慮を行っています。




【対応できる建物】
共同住宅や戸建て住宅といった住宅から、店舗や事務所、更には老人ホーム、ホテルといった用途にも対応可能


弊社HPでも詳しく紹介しております。
https://sakura-kozo.jp/zisha-kouhou/smart-wall/


資料のダウンロードはこちらから
https://form.k3r.jp/sakurakozo/downloadcontents008

さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。