日本で初めて8階までの壁式鉄筋コンクリート造(以下、WRC造)の確認済証を取得した「ハイウォール工法」の採用が、約1年間で20棟を突破しました。ハイウォール工法は壁式構造の耐震性の高さを残しつつ、さくら構造の持つビッグデータを活用して躯体数量を最適化し、コストパフォーマンスも向上しています。
ハイウォール工法の特徴
躯体数量が少ない=躯体費が安くなる
8階建てのRCラーメン造に比べて、ハイウォール工法では総工事費に対して、坪単価5%削減。構造躯体費に対して、坪単価16.7%削減することができます。
建物高さの抑制
ハイウォール工法は壁と柱が一体化するため、RCラーメン構造のように室内に梁型が出てきません。そのため、必要な天井高を確保した上で階高を抑えることが可能です。
空間効率が高い
壁式鉄筋コンクリート造であるため、部屋の隅部や天井の隅に柱梁の出っ張りがなく、空間を有効に活用することができます。また、通常のRC造と比べて梁せいが小さく、建物の階高を低く抑える事が可能であるため高さ制限のある土地でも最大限層数を確保できます。したがって効率の良い計画ができます。
どんな顧客に人気があるのか
大手ハウスメーカーを始めとした、土地活用を得意とする建設会社が7割を占めており、他には不動産デベロッパー等の上場企業から支持されています。共同住宅以外では、介護施設やオフィスビル等で採用されています。
顧客の声
●壁式構造なので、地震にも強いし安心
●壁式だとどこも5階までと言われたが、さくら構造さんは8階まで対応してくれるので助かりました
さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。