某タワーマンション新築工事

物件概要

物件名 某タワーマンション新築工事
用途 分譲マンション
受注内容 建築構造設計
構造種別 RC
階数 30
施工床面積 36000㎡

本物件の特徴―時刻歴応答解析

  • 建物高さ約95mの大臣認定建築物であり、免震構造を採用した鉄筋コンクリート造の分譲マンション。立面形状は、整形であるが建物高さと短辺方向のアスペクト比が4.2程度の塔状建物です。

    超高層建築かつ免震構造であることから、高度な技術を必要とされる動的設計(時刻歴応答解析)にて設計を行いました。建物各部のモデル化だけでなく、解析に用いる設計用入力地震動の選定及び作成、建設地に対応した設計の位置づけ等、検討事項が数多くありましたが、最新の知見を取り入れるとともに、数多くのトライ&エラーを積み重ねることで、意匠プランと構造性能を両立した性能の高い建物を実現しました。

免震構造とは

  • 免震構造は、建物と基礎の間に積層ゴム等の免震装置を設け、地震による揺れが直接建物に伝わらないようにした構造です。つまり地震によって地盤が激しく揺れても、建物は地盤の揺れに追随せずゆっくり動くために、大地震時に構造体が損壊することはほとんど無く、建物が傾くといった地震の被害も抑えることができます。

本物件に関する技術資料

  • 標準鉄筋量80kg/㎡ ファインフレーム工法

    需要の高い中高層RC造において「建物形状」「層数」といった一定条件を満たすことで標準鉄筋量80kg/㎡のRC構造躯体を実現する、さくら構造独自のゼロコスト高耐震・高耐久工法。

    【 特徴 】

    • ・保有水平耐力1.05以上
    • ・地盤種別及び固有周期の精査
    • ・標準鉄筋量80kg/㎡
    • ・層崩壊防止の検討

    【 仕様 】

    • ・スリット壁W12採用
    • ・ひび割れ抵抗性能向上仕様の採用
    • ・壁増しコン20mm以下
    • ・基準階階高さ2850mm以下
    • ・内部間仕切りは非RC造

    ファインフレーム80

    一般的なRCラーメン造

    耐久性
    耐震性
    躯体費
    施工性
    プラン自由度

鉄筋コンクリート造建物の開発者様への営業協力

  • こんなお悩みありませんか?

    • ・新型コロナの影響もあり、受注数・売上が減少しそうだ
    • ・人手が足りず、営業まで手が回らない
    • ・他社と設計上の差別化が難しいと感じる
    • ・相見積もりを取られ安い事務所に発注されてしまう
    • ・契約前にプラン提案したが契約に至らず、他社にプランも仕事も横取りされタダ働きになった
    • ・他社との価格競争で自社の利益を削って契約することがある
    • ・施主から設計料を工事費の5%などと強制され、業務量を設計料に反映するのが難しいときがある

    上記のような設計事務所様・建設会社様の課題に対し、

    • ・自社工法の開発
    • ・創業からの設計実績に基づく躯体数量分析
    • ・契約前の躯体数量算出協力 等

    構造事務所としてできる営業協力も行っております。

さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。

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