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お知らせ 2021.10.19

業界で初となる躯体数量分析システムを用いて開発構造躯体最適化工法「SVシステム工法」構造設計の外注費を減らすべく、適切な数量での建物設計を目指す


建築物の高耐震化、適正な躯体数量での建物の設計を目的とした「SVシステム工法」を続々と開発しております。
現在はスマートウォール、ハイウォール工法を始めとした6種類の工法が完成しており、2023年までには9種類まで開発を進める計画です。一般の設計と比べると、最大で3億円の差が出たという実績もあるほど確かな効果がある工法を武器に,コロナ禍に喘ぐ設計事務所を強力にバックアップし、施主・設計事務所そして弊社にメリットのある「三方良し」を目指しています。


【SVシステム工法が生まれた背景】
2005年の耐震偽装事件以降、法令が整理されて審査も適正に行われるようになった今だからこそ、経済性と耐震性を両立させた設計に取り組んでいます。
当初はコスト最適化の設計を数千件も受け持ち、その中で躯体数量の事例がデータとして集まってきました。データを分析した結果、躯体数量の適正数値が分かるような一定の規則性を発見します。その規則性を組み合わせて再現できるようにしたのが、「SVシステム工法」です。

【実例と数値実績】
セレクトビーム工法
階数:平屋建て(一部2階)    用途:大型物流施設
施工床面積:74000m²
セレクトビーム工法、システム建築、在来工法との鉄骨工事費比較結果を踏まえて下記の差が生まれました。

・さくら構造の設計(セレクトビーム工法採用) 14.7億円
・システム建築  23.5億円
・在来工法(一般的な相場) 17.9億円

【SVシステム工法の種類と特長】
●ハイウォール【日本初】
8階建までの壁式鉄筋コンクリート造を一般的な審査でOKに

●スマートウォール
阪神・淡路大震災クラスに耐える耐震性とコストを両立

●ファインフレーム80
標準鉄筋量80kg/m²を実現する高耐震・高耐久工法

●スペースウォール
RC壁を極限まで減らして大空間を可能にする高耐震・高耐久・ローコスト壁式鉄筋コンクリート造

●セレクトビーム
最適な梁を選択することでコストと耐震性を良質させたセミオーダー型システム建築

●スカイウォール
従来の壁式構造では難しかった1階ピロティ形式の壁式構造





それぞれの工法の詳細につきましては資料のダウンロードが可能です。

・標準鉄筋量80kg/m² ファインフレーム工法
https://sakura-kozo.jp/zisha-kouhou/fine-frame80/

・セミオーダー型システム建築 セレクトビーム工法
https://sakura-kozo.jp/zisha-kouhou/select-beam/

・壁式8階建て ハイウォール工法
https://sakura-kozo.jp/zisha-kouhou/hight-wall/
 
・ピロティ壁式 スカイウォール工法
https://sakura-kozo.jp/zisha-kouhou/sky-wall/

・薄肉シングル配筋 スマートウォール工法
https://sakura-kozo.jp/zisha-kouhou/smart-wall/

・大空間壁式構造 スペースウォール工法
https://sakura-kozo.jp/zisha-kouhou/space-wall/

さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。