壁式構造(WRC造)構造躯体最適化SVシステム工法

壁式4工法
(スマートウォール工法・スペースウォール工法
スカイウォール工法・ハイウォール工法)

壁式 構造躯体最適化SVシステム工法とは

さくら構造(株)の実績

  • 建築コスト削減実績、現在まで503棟、総額26.3億円
  • 構造実績5000案件を超え、「耐震性」と「経済性」を両立させた構造躯体最適化SVシステム工法を開発し、ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいます。
  • 構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、超高層・免制震技術を保有する全国対応可能な数少ない構造設計事務所です。

業界内の多くの大企業から信頼され、多様なニーズに対応しています。

従来の壁式工法が抱える問題点

従来の壁式工法ではこんな悩みありませんか?

建設費が高騰する中で「コスト」と「耐震性」を両立する事は難しい。

大空間が作りにくい、間取りの自由度が低い、リノベーションがしにくい。

1階に駐車場や店舗、事務所を設ける建物は壁式構造では計画しにくい。

6~8階建ての建築物で壁式構造を採用するには難易度が高い。


さくら構造の構造躯体最適化SVシステム工法なら
すべて解決できます!

さくら構造の構造躯体最適化SVシステム工法のそれぞれの特徴

壁式構造なのに「スマート」

高耐震WRC造 スマートウォール工法

シングル配筋にすることでかぶり厚さ30mmが↑60mmの2倍へ!!

  1. 高い耐久性で長持ち
  2. 施工性が高い
  3. 10%のコストダウン

壁式構造なのに「大空間」

壁式のデメリットを克服 スペースウォール工法

  1. 大空間を作る
  2. 間取りの自由度
  3. リノベーションしやすい
  4. 10%のコストダウン

壁式構造なのに
「ピロティーあり」

1階に大空間!スカイウォール工法

  1. 1階に駐車場店舗・事務所などの大空間
  2. 高い施工性
  3. 階高を低く抑えられる

壁式構造なのに「8階建て」

日本初、WRC8階建て ハイウォール工法

  1. 耐震性が高い
  2. 施工性が高い
  3. 空間効率が高い
    居住性が高い
  4. 躯体数量が少ない

構造躯体最適化SVシステム工法とは?

お施主様が建築物に求める性能や躯体費最適化を実現するため、さくら構造が開発した独⾃の⼯法のことです。⼯法にはそれぞれの⽤途に合わせて特徴がありますが、ローコストという共通点があります。
※ハイウォール⼯法・スマートウォール⼯法・スペースウォール⼯法は壁式構造に対応しています

※ 上記以外の用途でも設計可能ですので、お気軽にご相談ください。

壁式 構造躯体最適化SVシステム工法の詳細

阪神・淡路⼤震災では、震度7の地域で⼤破や倒壊する建物がある中、壁式構造の建物は⼤破や倒壊どころか開⼝部に幅5mmのひび割れが発⽣した損傷が2棟あっただけで済んでいます。上の写真は東⽇本⼤震災で震度7を計測した陸前⾼⽥の被災写真です。壁式構造の建物だけは倒壊せずに1つだけ残っています。

壁式⼯法は過去の⼤震災から耐震性が極めて⾼い構造形式であることは、私たち構造設計者には半ば常識となっております。しかし、壁式構造は⽊造に⽐べると建築コストが多少⾼めになることが普及の障害になってきました。

私たちは、もう少しだけコストを下げることができれば、耐震性の⾼い壁式構造を普及させることができると考え、構造躯体数量を最適化する「構造躯体最適化SVシステム⼯法」に対応した3つの壁式⼯法を開発しました。

スマートウォール⼯法・スペースウォール⼯法・ハイウォール⼯法の3⼯法にはそれぞれ特徴がありますが、どの⼯法も耐震性の⾼さローコストを両⽴している共通点があります。

さくら構造は、地震国⽇本に⼀つでも多くの⾼耐震建物を普及させることを⽬指しています。

薄肉シングル配筋 スマートウォール工法

  • 阪神・淡路大震災クラスの震度7の地震に耐える、高耐震・高耐久でありながらローコストの壁式鉄筋コンクリート造。

    【 特徴 】

    • ・世代を超えて継承される高耐久な構造躯体
    • ・ひび割れ抵抗性能向上仕様としたコンクリートの採用
    • ・ローコストを実現する「壁式×シングル配筋」の構造
    • ・施工性の向上による施工不良発生率の低下と工期短縮
    • ・過去の震災で実証済みの「高耐震壁式鉄筋コンクリート造」
    スマートウォール 一般的なWRC造 一般的なRCラーメン造
    耐久性
    耐震性
    躯体費
    施工性
    プランの
    自由度

【 事例紹介 】

実大実験棟KANTINE

物件概要

物件名 実大実験棟KANTINE
用途 商業施設・事務所ビル
受注内容 建築構造設計
都道府県 北海道
構造種別 WRC
階数 4
施工床面積 497㎡

本物件の特徴―スマートウォール工法・スペースウォール工法―

  • 全階壁厚150mm壁厚さ、配筋、骨材のひび割れに対する影響を調査するために建設したさくら構造の実大実験棟。ファサードはスペースウォール工法の特徴であるRC壁を減らす計画とし、一見ラーメン構造に見えるような開放的なデザインとしています。

    また、3階部分のリフェクトリ―ルームはスキップフロアを併用し、平面も高さもゆとりのある広々とした大空間を実現しました。一般的にプランの制約が多いと言われる壁式構造でありながらも、スマートウォール工法とスペースウォール工法の特徴を生かした構造計画をすることで躯体費削減と自由なプランニングの両方を実現しています。

材料に関する配慮―石灰石骨材の使用―

  • 建設地である札幌市の生コンクリート工場にひび割れ対策のヒアリングを行いました。骨材単価が1000円/ 高くはなりますが、乾燥収縮量600μの石灰石骨材をを採用することで2018年11月の上棟から現在まで構造的に深刻な悪影響を与えるひび割れは発生していません。今後も経過観察を行い、設計にフィードバックを行っていきます。

大空間壁式構造 スペースウォール工法

  • 壁式鉄筋コンクリートのデメリットである間取りの自由度の低さ。RC壁を極限まで減らすことで、間取りの自由度を向上させ、大空間も可能とする高耐震・高耐久・ローコスト壁式鉄筋コンクリート造。

    【 特徴 】

    • ・大空間が作れる
    • ・間取りの自由度が向上する
    • ・リノベーションがしやすい
    • ・躯体費最適化
    • ・ひび割れに強い
    スペースウォール 一般的なWRC造 一般的なRCラーメン造
    耐久性
    耐震性
    躯体費
    施工性
    自由度

壁式8階建て ハイウォール工法

  • さくら構造では独自の研究を重ね、8階建てまでの壁式鉄筋コンクリート造を設計することが可能。日本初となるWRC8階建ての確認済証を取得。高い耐震性とRCラーメン造と比較し、1.7倍程度の保有耐力を有しながら、躯体工事費も16.7%削減の実績がある。

    ハイウォール 一般的なRC造 RC造(免震)
    耐久性
    耐震性
    コスト ×
    施工性
    プラン
    自由度
    居住性
    振動,遮音

【 事例紹介 】

某賃貸マンション新築工事

物件概要

物件名 某賃貸マンション新築工事
用途 賃貸マンション
受注内容 建築構造設計
構造種別 WRC
階数 8
施工床面積 1750㎡

本物件の特徴―ハイウォール工法―

  • 1階に店舗を持つ8階建ての共同住宅。通常であればRCラーメン構造を採用するような計画、規模の建物ですが、本物件では壁式構造であるハイウォール工法にて設計を行いました。意匠計画においては、壁式構造とすることで室内の大部分の柱梁の形が出てこなくなり、部屋の隅々までを活用することが可能となり、より自由度の高い空間構成を実現しています。また、耐震性の面では柱梁といった線材の構造体で構成されるラーメン構造とは異なり、面材の構造体で6面体として地震や台風等の外力に抵抗するため、変形を小さく抑え、耐震性能を大幅に向上させることができました。

ピロティ壁式 スカイウォール工法

  • 1階をRCラーメン構造のピロティ形式とする事で、今まで不可能と思われていた“1階に大空間を設けた壁式構造”の計画を実現することができます。

    【 特徴 】

    • ・壁式構造で大空間を作ることが可能
    • ・空間の有効活用
    • ・建物高さを抑えられる

直近15年間で構造躯体数量が増加した背景

構造設計の基本原則も設計地震力も変わらなければ本来「構造躯体数量」は増えないはずです。 しかし現実には「構造躯体数量」は増加してしまいました。

直近10年で躯体数量が増加した背景についてセミナー動画で詳しく解説

構造設計者によって結果は変わる

構造設計には答えを出すための方法がたくさんあります。選択肢に幅があり選択権は構造設計者にあります。建物一つを設計するのにいくつもの選択を繰り返すため、たどり着く結果は設計者によって大きく変わります。

躯体数量は構造設計者の能力や経験によって20%以上の差がでます。
このことには建築業界関係者も気づいていません。

構造躯体最適化SVシステムの取り組み

さくら構造が構造躯体費と耐震性を最適化できる理由

一連の流れを繰り返し行うことで、
より良いサービスを提供し続けています

「他社の構造設計事務所」と「さくら構造」の違い

他社の構造設計事務所 さくら構造株式会社
躯体費の最適化は作業が増え、設計者にもメリットが無いのでやりたくないし、やるつもりもない。 躯体費の最適化で作業が増えても発注者と施主にメリットがあれば挑戦をする。
技術者数と資金が少ないため、技術研究に取り組めない。 社員80人と資金を活用し、技術開発設計室を発足。日々研究に取り組んでいる。
耐震偽装事件から過度な数量で設計を行うことが慣例となり、その慣例を変えられない惰性的な設計者が多く在籍している。 過去の慣例にとらわれず、業界や社会の変化に順応して新しいことに積極的に取り組む社風である。
技術や経験不足から工事費の予測が難しく、計画段階と実施設計後で躯体工事費の差が生まれやすい。 国内トップの設計棟数実績と、躯体数量データべースシステムを活用することで初期計画段階から工事費の正確な予測を可能にしている。
独立しやすい業態であるため、一人親方の構造事務所が多く技術や考えが孤立化しやすい。 構造設計のエキスパートが多く在籍し、日々、切磋琢磨して技術が磨かれている。
構造設計エンジニアしかいない。 構造設計エンジニアだけでなく、IT エンジニアが在籍していることで設計データの分析が可能となり、 IT で他社にできない価値を提供している。
安全性と経済性を両立するためには、多くの設計実績と分析が必要不可欠だが、小規模運営の構造事務所では実績数が少なく限界がある。 年間750件の設計実績からどこまで攻めて設計して良いのか、どの部分は守らなければいけないのかを理解しているからこそ、安全で経済的な建物を作れる。

さくら構造株式会社とは



2006年設立 全国対応可能な構造設計事務所
「構造設計」「躯体数量管理」「新工法開発」が主力
構造設計一級建築士、一級建築士をはじめとした構造技術者60名在籍
年間受注案件は750棟以上と業界トップクラスを推移

お取引先企業様

業界内の多くの企業をから信頼され、
多様なニーズに対応しています。

累計受注棟数5000棟超・年間受注は750件超

資料ダウンロード / お問い合わせ

【これを見ればすべてわかる】壁式構造(WRC造)構造躯体最適化SVシステム工法資料集

壁式構造(WRC造)構造躯体最適化SVシステム工法とは、お施主様が建築物に求める性能や躯体費最適化を実現するため、さくら構造が開発した独自の工法のことです。工法にはそれぞれの特徴がありますが、共通点もあります。それがローコストです。

さくら構造の壁式構造(WRC造)向け構造躯体最適化SVシステム工法技術資料を一括ダウンロードいただけます。是非、ご覧ください。また。ご相談お問い合わせもこちらからお願いします。

壁式構造(WRC造)構造躯体最適化SVシステム工法技術資料集
「WRC造8階建て」ハイウォール工法(資料、動画)
次世代壁式ハイウォール工法 躯体数量調査(2019~2021.10)(資料)
「壁式×薄肉シングル配筋」スマートウォール工法(資料、動画)
「大空間壁式」スペースウォール工法(資料)
スマートウォール工法・スペースウォール工法複合実験棟 KANTINE 現場写真集(資料)
「ピロティ壁式」スカイウォール工法(資料)

このレポートが建物を建てる際の参考となりましたら幸いです。

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お問い合わせ・ご相談内容

構造躯体最適化SVシステムに関するコラム

さくら構造(株)は、
構造技術者在籍数日本国内TOP3を誇り、
超高層、免制震技術を保有する全国対応可能な
数少ない構造設計事務所である。
構造実績はすでに5000案件を超え、
近年「耐震性」と「経済性」を両立させた
構造躯体最適化SVシステム工法を続々と開発し、
ゼロコスト高耐震建築の普及に取り組んでいる。

【さくら構造株式会社】
事業内容:構造設計・耐震診断・免震・制振・
地震応答解析・
構造躯体最適化SVシステム・
構造コンサルティング

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